~女神の煌めき~ー3
レオはそれの背中に登り刺さった槍を見るとつぶやいた。
『獅子の刻印がある。ゲンジュタイト帝国の者か、これは今の紋章の1つ前のものだ。今から100年前の革命で紋章は変わったはず。そんな昔にここに来た者がいたのか』
そして部屋を隅から隅まで調べた。部屋に特に変わった物は無かったが壁一面が壁画になっている。レオはその壁画に書かれた文字を読むことはできなかったが、絵を見ると書かれている内容は容易に想像ができた。壁画には部屋の中央に倒れているそれの倒し方が描かれているのだろう。
『背中の中央部分が弱点か』
レオはそうつぶやきながら壁を手でなでるように触りながら歩いていた。そして立ち止まる。壁から異様な突起物が出ていた。躊躇いなくその突起を壁の中に押した。すると今度は右角の床が”ゴゴゴゴ”と音を立て、スライドし下へと続く階段が現れた。
『まだ続くのか。帝国の者が来たのなら女神の煌めきはここには無いかもしれないが……。行くだけ行って見よう』そう言うとまた階段を降りて行った。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
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章ごとに違うお話なので気になった章だけでも、どうぞ見て言ってください。
同じ世界戦の話なので繋がりはあったりなかったりしますが……。
個人的に好きなのは5章です。
よろしくお願いします。




