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~愛の悲劇~ー8
『ホントに来たぜ、このタコわぁ』岩の上に座っている少年A(手に穴)が言った。
『だから絶対来るって言っただろ』少年B(親玉)が笑いながら言った。
そして少年達のあざ笑う声が森の中をこだました。指定されたその場所は森の中の川が自然にため池の様になった場所だった。その池の周りには木々が池を囲むように生えていた。少年Bが話しだす。
『ここに来たってことは、覚悟はできてるってことでいいんだよな』
それに堂々とマーガレットは答えた。
『えぇ!そのかわりジャックにはもう手を出さないって誓って』
『それはお前次第だろお』怒鳴りながら少年Aが言った。
『まぁまぁ、そう怒鳴るなや』やはり親玉の少年Bが言う。そして続ける。
『約束するよ。今日この瞬間からジャックには手を出さねぇ』
周りの少年A,Cがクスクスと笑う。それを見てマーガレットは不信感を覚えた。
『全員よ。あなただけじゃなくて全員よ』
『あぁ、わかってるよ。お前らも手は出すなよ』そう少年Bが言うと少年A,Cが同時に答えた。
『了解』
『これでいいだろ。さぁ、俺たちの要求を聞いてもらおうか』
少年Bはどす黒い笑顔を浮かべた。
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