~悪魔との闘い~ー14
今思えば悪魔を追い詰めたことが過ちだった。あの時、一瞬で殺せなかった時点で我々に勝利は無かったのだ……。悪魔を追い込んだことで、悪魔を怒られてしまった。
悪魔は身体に力を入れ刺さった剣を抜きとばした。そして青い血を身体の至る所から流しながら、全力で空に飛び立った。
『神に創られた劣等種族が。図に乗るな!』
怒りにより今まで以上の力になった悪魔は紫色のオーラをまとっていた。
悪魔が飛んだことで、新しく生成される鎖は悪魔を狙い上空に伸びた。だが悪魔のオーラによって身体に到達する前に破壊されてしまい届かない。
“我に傷をつけたのはお前たちが最初で最後だろう。劣等種族が頑張ったものだ。お前たちには敬意をもって我のフルパワーで殺してやろう。” 国中の人々の頭の中で悪魔の声が鳴り響く。
悪魔の声は頭が割れるように痛く、中には痛さのせいか恐怖のせいか失神する者も数えきれないほどいた。
怒った悪魔は空中でさらに強大化し、腕突き出し王国目掛けて急降下をした。あまりにも速い速度で空気が割れる音が轟いていた。誰もが間違いなく死ぬと確信した。
だが、空中で悪魔の拳を何かが止めた。拳が止まると、風圧のみで城下街の家はすべて崩れ壊れた。そして地面には亀裂が入った。
『我のこぶしを止めただと……』悪魔はつぶやいた。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!
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章ごとに違うお話なので気になった章だけでも、どうぞ見て言ってください。
同じ世界戦の話なので繋がりはあったりなかったりしますが……。
個人的に好きなのは5章です。
よろしくお願いします。




