フィーリアside 帝国side
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右奥の方から、大きな光ってる刃が見えた。
「派手にやってるわね。私も負けてられない」
「重力魔法メテオインパクト」
私は手を上げ、魔法を発動させると同時に振り下ろした。
帝国兵からは、前にいる女が何かを呟いて腕を振り下ろしたようにしか見えず多少警戒しながらも接近した。
すると、夜だったはずなのに空から光が降ってきて上を見上げると
真っ赤に燃え上がった大きな岩が上から降ってきていて、自分達を照らしていた。
「インパクトは十分、そして相手の被害は甚大、これでお仕事は完了。・・・・さようなら帝国の兵士さん」
別れを告げた直後、逃げ回っていた帝国兵は生きるのを諦め立ち止まった。隕石は衝突し、帝国兵を潰し、吹き飛ばし、燃やした。
「こんなの、戦争じゃっ」
前に来ていた帝国兵を軒並み殺した後、そこにあったのは巨大なクレーターのみだった。
「さて、これで敵の中心核か勇者が出てきてくれたらいいんだけど。大人しく待ちましょうかね」
3人の化け物達によって、10万人いた帝国兵は残り5万人の半分の人数のなっていた。
帝国司令本部
「一体どうなっている!どうしてこれほどまでに被害がでかいのだ!たかが、3人だろ!」
皇帝は椅子に座りながら激昂していた。
「その3人が化け物なのです。1人は剣1つで大立ち回りをし、2人目は素早くそして剣を大きくし、3人目はたった一発の魔法によって前線部隊を壊滅させました」
「そんなもん!見てれば分かっている!どうすればあいつらを殺せるか考えろ!」
「もはや、勇者をぶつけるしかないかと」
「くそっ!勇者の力を借りるしかないとは!・・・呼んでこい。適当に理由をでっち上げてぶつける」
「はっ!」
「お前はどうおもう?」
皇帝はずっと左にいた男に聞いた。
「良い判断かと。これで相手の技量が少しでも分かれば儲けものです」
「なるほど、してお前の準備したものはできたのか?」
「いえ、あと少しでできるかと」
「何が起きるか楽しみにしている」
「はい」
司令本部の中で皇帝と最近皇帝の横にいる男が会話していた。その声は風に吹かれ闇に溶けていった。
勇者のいる天幕
皇視点
「これは想像以上にきついな」
朱堂くんが外の光景を見ながらそう言った。隣にいた玲奈ちゃんも
「えぇ、覚悟はしていたけど改めて目の前で見ちゃうと嫌でも実感するわ。ここが、日本より命が軽い世界なんだって」
そう、玲奈ちゃんの言う通りこの世界は甘くない。この世界で生き残るために、覚悟を決めるために見にきたけど心が折れそうだ。
「梨華、大丈夫?」
玲奈ちゃんが、私のことを心配してくれた。玲奈ちゃんだって怖いはずなのにその証拠に少し手が震えている。
ここで、挫けてちゃ立花くんを見つけ出すことなんてできない!
だから
「大丈夫だよ!玲奈ちゃん!私は立花くんともう一度会うまでは」
「そうね」
玲奈ちゃんは優しげな表情をして手を握ってくれた。
すると
「勇者様がた!至急の連絡があるのでついて来て下さい!」
帝国の兵士の人が焦りながら、そう言っていたので私たちは、その人について行った。
中に入ると、皇帝の人と横にいる男の人が待っていた。
「よく来てくれた。勇者の諸君、一つ君たちに頼みたいことがあってね」
私はこの時嫌な予感がした。
「君たちには、今戦場にいる敵の3人と戦ってもらいたい。現状の帝国兵ではその3人には敵わないのだ。恥ずかしいことに。無論、危険と思ったらすぐに逃げてくれてもかまわん」
「なっ無理です!いきなり実戦なんて!僕たちはまだ人を殺めたことがないんですよ!」
朱堂くんが、代表してそう言うと
「何も、殺してくれとは言ってない、敵がどれだけ強いかわかる程度に戦ってくれればいい。勇者ならそのぐらいできるであろう?」
「しかし!」
「頼みを聞いてくれないのであれば、帝国にいるお前達の仲間の命が危ないかもしれんぞ」
「?!」
この言葉を聞いて、嫌な予感が当たったと思った。今回この戦場に来ているのは帝国にきたメンバー全員で来たわけではない。中には、覚悟が決まらず残ったクラスメイトもいる。
今帝国には、残ったクラスメイト以外にもそのクラスメイトを心配して残ったリリアさんや先生がいる。完全に人質を取られた形だ。
「さぁどうする?頼みを聞いてくれるのか?」
「・・・分かりました。ただし、危険と思ったらすぐに引きますからね!」
「あぁそれでいい」
人質をとっているのに中途半端な頼み事に不気味さを感じてた。
こうしては私たちは、不本意ながら戦場に出ることになった
。敵として彼と出会うと知らずに
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