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もう一方は

いつも読んでくれてありがとうございます!



「よっと」


俺はスキル空歩を使い空中を蹴った。


「目を開けて下さい。綺麗な夜景ですよ」


「・・・本当ね」


俺は、アンナさんを抱えたまま帝国の空を進んだ。




皇視点


「あれは・・・もしかして」


後ろ姿しか見えなかったが、見覚えのある後ろ姿が見えなくなるまで私は目が離せなかった。


「梨華どうしたの?」


外をじっと見ている私に玲奈ちゃんが心配になって声をかけてきた。


「今、立花くんかもしれない人がいた」


「本当なの?」


「うん、見間違いじゃないと思う」


「そう、どうして彼がここにいたのか分からないけど、とりあえず生きてて良かったね、梨華」


「うん・・本当に・・よ・・かった」


私の目から安心したからなのか、自然と涙が出てきた。玲奈ちゃんに抱き寄せられて胸の中で私は声を押し殺しながら泣き疲れて眠るまで泣いた。



30分前


フィーリア視点


「さて、どうやって忍び込んで連れていくかだけど。祥太からの情報だと30人と12人の違法奴隷がいるそうだから結構な大所帯になってしまうわ」


「そうですね。さすがに隠密でいくのは厳しそうですね。どうします?」


「一応、安全に移動できる魔法はあるんだけど発動までに時間が掛かってしまうのよ」


「なるほど。じゃあ時間さえ稼げればいいんですね、私に任せて下さい!」


最初会った時のは考えられないほど自信に溢れた言葉に私は嬉しくなりついつい頭を撫でた。


「どっどうしたんですか?!急に!」


慌てる様子は昔のままだったので笑ってしまった。


「ふふ、なんでもないわ。それじゃあ、頼むわ」


「はい!任されました!」


その時、城の方から大きな音が聞こえ街の中が騒がしくなった。


「陽動は祥太が引き受けてくれた見たいね。それじゃあ、私は裏のところで待ってるから」


「はい、リアちゃんを借りて行きますね」


「気をつけて」


「行ってきます!」


まるで、友達のうちに遊びにいくかのような雰囲気でノートは中に入っていった。



ノート視点


「さてと、祥太さんの情報だと、ここを真っ直ぐ行って直ぐに」


私は紙に書かれた通りに道を進んでいくと


「おい!外で何かあったらしいぞ」


「警備の奴らを起こして警戒させろ!」


奥の方からここを警備している人たちが来て、天井に張り付きやり過ごした。


「ふ〜あと少し・・・ここだ」


やり過ごした後、少し歩いたら目的地の場所にたどり着いた。中に入ると外の騒ぎでみんな起きており中に入ってきた私のことを見てきた。


「皆さんを助けにきた者なので、安心して下さい」


言葉で言っただけじゃ信用は得られなかったが騒がれることは無くなったと思い、エルフがいるであろう奥の檻まで急いだ。


「いた!皆さんが最近連れてこられたエルフですね?」


こちらを見ていた、エルフに聞くと


「そうです。あなたは?」


「今日の昼にあなた達を見にきた男の人の仲間です」


「私たちはまだあなたを信用できない」


「そうですよね。信用を得るためにこの子に着いてきてもらったんですから」


どうやら彼達からは私が何を背負っているか薄暗く分からなかったようで私は名前を呼んで起こした。


「リアちゃん、起きて。リアちゃんにしかできない仕事だよ」


「う・・ぅん、なぁに?」


揺さぶって起こすと眠そうな声を出しながら、起きようと頑張っていた。私は背中からリアちゃんを下ろした。


「リア様!!」


前にいたエルフが、リアちゃんの名前を叫んだ。


「あれ・・リリなんでここに?・・・そうだ!助けに来たんだ!」


なんでここに来たのか思い出したリアちゃんは振り返ると私にお願いしてきた。


「ノートお姉ちゃん!みんなを助けて!」


リアちゃんのこの言葉のおかげで私は信用を得れた。


「本当に助けに来てくれたんですね。先程までの非礼お詫びします」


そう言って、頭を下げた。


「いえいえ、初対面で信用しろって方が無理な話ですから。でも、信用してくれたみたいでありがとうございます。それじゃあ、少し下がっていて下さい、斬りますので」


私はそう言って下がったのを確認をしたら、鉄製の檻を斬った。


「さぁ出て下さい。まだ、助けなきゃいけない人たちがいるんで少し待っていてくださいね」


他の檻もまとめて斬り、檻から出した。


「さぁ、皆さん。着いてきて下さいね」


ゾロゾロと移動していたのでさすがに見つからずにということはできず、警備の人たちに見つかった


「お前ら!なぜ檻から出ている!」


「お前が出したんだな!生きてここから出れると思うなよ!」


三下セリフを吐きながら突っ込んできた男達を、まだ小さい子供達もいるので血を見せるわけにもいかず剣を抜かず体術だけで意識を奪った。


「昔の私ならこんなことできなかったな」


少し昔のことを思い出したが、今大事な作戦の途中だったのを思い出し気を取り直して


「さぁ、もうすぐ外ですよ!」


元気な声で、不安を与えないように元気よく言った。


それから何回か警備と戦闘になったが全て戦闘ていう戦闘にはならなかった。ようやくフィーリアさんの姿が見えた。


「いたいた。フィーリアさん!皆さんを連れてきましたよ」


「お疲れ様、さぁ皆さんこちらに近寄って下さい。ここから抜け出しますので」


いきなり、近寄ってこいって言われて、みんな躊躇していると


「フィーリアお姉ちゃん!ただいま!」


「お帰りなさい。怪我はない?」


「うん!ノートお姉ちゃんが守ってくれた!」


リアちゃんが笑顔で近寄り楽しくしゃべっているのを見て、安心したのかみんな近くに寄った。


「さて、これで全員?」


「うん。祥太さんの情報と一緒の人数だから大丈夫だよ」


「なら、安心ね。では、行くわ。転移(テレポート)


こうして私たちは帝国から脱出し、合流場所まで飛んだ。ちょうど同じタイミングで、祥太が女王様を抱えて城から出たところだった。



祥太が、クラスメイトと再開するまで後少し



少しでも興味を持った方、続きが気になった方。


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