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奪還

夜中になり街が、静まりかえり人の往来がなくなったタイミングで俺たちは動き出した。


「フィーリア、ノート、リア達は奴隷商にいる奴らを助け出せ、俺は女王様を助けに行く」


「分りました」


「任せて」


「・・・あい」


リアは、ほとんど寝ている状態だった。無理もないこの歳で夜中に起きてるのは厳しいだろう。


「まぁ、頼んだ。落ちあう場所は森の手前で」


「ふふ、分りました」


どこか、締まらない空気のままこの空気が俺達らしいと思いながらそれぞれの目的地に向かった。



別れた後、城の近くまで来た俺はどうやって入ろうか考えていた。城は当然、警備がいて何かを警戒しているのか厳重でバレずにってのは無理そうだった。


「う〜ん、もうめんどくさいし正面から堂々と行くかな。あっちが動きやすくなると思うし、よし!」


俺は方針を決めて、城の前に歩いて行った。当然、門の所にいる兵士に止められた。


「止まれ!この時間に何をしている!」


俺はその言葉を気にせず近寄っていった。


「止まれと言っている!止まらんと牢にぶち込むぞ!」


俺は兵士の目の前まで行き止まった。


「貴様、舐めているのか!」


兵士が剣を抜き、構えてきてた。


「そんな、カリカリしないでくださいよ。俺は、この城にいるエルフに用があるんですから」


すると、左右にいた二人の兵士が斬りかかってきた。


俺はバックステップで後ろにかわした。


「おいおい、そんな態度をとるってことは居るって言っている様なもんだぞ」


「ふん!どこでその情報を知ったか知らんが、お前はここで死ぬんだ、関係あるまい!」


二人の兵士はタイミングをずらして斬りかかってきた。俺は右腕を硬化させ、向かってくる剣を手のひらで受け止めるとそのまま握り潰し砕いた。


「なっ!」


驚いている兵士Aは一旦放置をし、次に左から向かってくる剣も同じ様に砕いた。そのまま、兵士Bの腹を右手で殴り兵士Aに近づき右足で蹴った。



ドォォォォン!!


二人は門に直撃た。


「まぁ、死んではいないだろう。さてと、お邪魔しますかねっ!」


俺は扉を蹴り破り中に入った。


「さて、これだけ派手にやれば陽動は十分だろ」


「侵入者だ!殺せ!」


「邪魔だ!」


俺は向かってくる兵士たちを蹴散らしながら、女王様を探した。



ー皇視点ー


「なっ何?」


大きな音と振動で起きると同じように起きている玲奈ちゃんとリリアさんがいた。


すると、部屋がノックされた。


「誰ですか?」


リリアさんが答えると外から


「帝国兵士であります!至急、お伝えしなければいけないことがありましたので扉を開けてもよろしいでしょうか?」


リリアさんが、こちらにアイコンタクトで聞いてきたので大丈夫だと伝えると


「いいですよ」


私たちはいつでも抵抗できるように、武器に手をかけて姿が見えるのをまった。


「ありがとうございます!」


「それで、何があったのですか?」


「はい!城に賊が侵入しまして、つきましてはリリア様並びに勇者様たちには部屋の中にいる様にとの皇帝陛下からのお言葉です、今全ての部屋に私と同じ様に伝えられています」


「分りました。部屋の中で大人しくしときます」


「ありがとうございます!それでは、失礼します!」


そういうと、兵士の人は何処かに行ってしまった。


「リリアさん。私たちは本当に部屋の中に?」


「はい。ここで下手に介入してしまうと後々、めんどくさいことになってしまうので」


「そうですか・・・」


私は窓に近づき外で何が起こっているか情報を集めようと、外を見たら


「えっ」



ー祥太視点ー


城の中に入った、俺は服が豪華なやつを捕まえていた。


「おい、ここにエルフの女王がいるはずなんだがどこだ?」


「誰が、賊であるお前なんかに教えるか!」


一つ一つ部屋を探していたらキリがないし、別の場所に移動させられてもめんどくさいので俺は指を折った。


「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ」


男は折られた痛みで声をあげた。


「うるさいな〜、居場所を吐かないと一本ずつ折っていくからな。で、場所は?」


「っ誰が・・おし」


「はいっと」


「グゥぅぅ」


ほら、どんどん折っていくよ。それから全部の指を折ったが男は吐かなかった。


「たいした忠誠心だよ」


「・・・ぁ・・絶対・・に」


「じゃあ、第二ラウンドといこうか」


そう言って、俺はポーションを取り出し男の手に振りかけた。すると、折れた指は元に戻った。


「そんな・・・」


男は絶望したような顔をした。



結果的に2ラウンド目の1本目であっさりとゲロった。


「いや〜フィーリアに作っといてもらって助かったな。お前も情報提供ありがとう」


足元に、泡を吹いて倒れている男にそういうと、教えてもらった部屋に向かった。


部屋にたどり着いた俺はどれだけ倒してもやってくる兵士に嫌気がさしてきてノックをして部屋の中に入った。


「失礼しまーす」


部屋の中に入ると、エリサが歳をとるとこんな感じかなと思う綺麗な人がいた。


「あなたは、何者ですか?」


怯えることもせず、堂々とした態度で問いかけしてきた事にさすが女王様だなと思った。


「エリサ・リーフレットからの依頼であなたを助けにきました」


「っ!・・あの子から、でもここから私が動くわけには」


「あなたと一緒に捕まったエルフも私の仲間が助けに向かっているのでご安心を」


「お願いします。私をもう一度あの子達に会いたい」


もう、会えないと思っていたのだろう。目から涙を流しながらお願いしてきた。


「必ず、会わせると約束します」


俺は女王様をいわゆるお姫様抱っこして抱き抱えると


「しっかり捕まって、口を閉じていた方がいいですよ。舌を噛むといけないので」


「何を言って・・」


俺は助走をつけて


「まさか・・」


「そのまさかです!」


窓を突き破った。


「きゃああああああ」


俺は城から女王様を奪還する事に成功した。


少しでも興味を持った方、続きが気になった方。


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