作戦前
不定期2回目!
俺は時計塔の下で待っていると、フィーリアとリア、ノートが一緒にやってきた。
「とりあえず、昼飯でも食いながら話し合おうか」
近場の食堂に入り、昼ごはんを食べながら
「まず、俺から話す。連れてかれてエルフは見つけた」
「はやっ!」
「流石ね」
「モグモグモグ」
リアは食べるのに夢中で話を聞いていないようだった。
(まぁ、いいか)
「見つけたが、一つ問題が」
「なに?」
ノートが可愛らしく首を傾げた
「女王様が1人だけ別のところに連れてかれたらしい。どこに連れてからたのかは分からない」
「あっ!それなら私の方で有力な情報が、結構な高額で護衛の依頼が最近あったらしい。で、その依頼なんだけど依頼者が不明で内容も護衛をするしか書いてなかったらしいんだけど結構なお金が貰えるからあるパーティーが受けたみたいなんだけど・・・」
「どうした?」
ノートが言葉に詰まったので、不思議に思うと
「そのパーティーの人達を最近見かけないらしいの」
「っ!怪しいな」
「うん、みんな何がその依頼で何かあったと思ってる」
「私からも良いかしら?その話を聞いて、その依頼のやつだと思う話だけどある時、馬車が冒険者に護衛されて城の方に向かって行ったっていうのを、結構な住人が見てるのよ。多分、それが依頼を受けたパーティーの一団だと思うわ。それに、そもそも、おかしいと思うのよ。街の中で、護衛なんて」
「そうだな、フィーリアの言う通りだ。何か見られたくないのもを運んでいるといっているようなものだよな。で、護衛をしていた冒険者はたまたま中を見てしまった。そして、口封じに殺された。これが、一番ありそうだな」
「そうね」
「さて、女王様の居場所はなんとなく分かった。問題はどうやって奪い返すかだ。奴隷商にいる奴らは3日間は置いといてくれるように頼んだが、正直3日も持たないと思う。できるだけ、早めに助けないと居場所が分からなくなる。女王様に関しては、生きているのかさえ分からない状況だ。正直、これ以上ダラダラしてても何も変わらない。今日の夜、奪い返すぞ」
「分かりました」
「えぇ」
「スースー」
食べ終わったら眠くなったのか、リアはいつの間にか寝ていた。可愛らしい寝顔に俺たちは癒された。
少し和んでいると
「あっそれとこれは本当かどうか分からないんですが、近々勇者たちがここに来るそうです」
「っ!」
「へぇ〜」
「???」
ノートは俺たちの反応を不思議に思って首を傾げていた。
「そうか・・そういえばノートにはまだ言ってなかったな。良い機会だから、教えとくよ」
それで、ノートに俺が異世界からきた者で、ダンジョンのそこに落ち、フィーリアと出会った事を話した。
「それって!殺されそうになったって事ですか!!」
ノートが勢いよく椅子から立ちあがりそう言った。
「ノート、声が大きい」
大きな声を出して、周りの視線が俺たちの方に向き、ノートは頭を軽く下げて、椅子に座り直した。
「すみません。取り乱しました」
「それに、まだそうと決まったわけじゃ」
「本当にそう思ってます?」
ノートのジト目がつきささり
「いや、思ってないよ」
俺はあっさり白状した。
「まぁ、今は奪還が先だ。俺の話は今はいいんだよ。よっと」
俺は席を立ってリアを抱っこした。
「さっ宿に帰って、夜のために休むぞ〜」
俺は、スタスタと店の出口に歩いた。
「あっちょっと待ってくださいよ!フィーリアさんもいいんですか?」
「まっ本人がいいって言ってるんだから、今はいいんでしょ
行くわよ」
「は〜い」
会計が終わり店を出て通りを歩きながら後ろの2人の会話を聞いていると、最後にノートの不満そうな返事を聞いて少し笑っていると
「あっ何笑ってるんですか!」
「いや、俺よりもノートの方が怒ってるなと思って」
「当たり前ですよ!祥太さんは私の」
ノートはそこまで言って、自分が何を口走ろうとしたのか自覚し顔を赤くした。俺は少しいじめてやろうと
「私の?なに?」
聞き返すと、
「う〜、祥太さんのいじわる」
涙目で見上げてきて
「顔、赤いよ」
そう言うと、
「フィーリアさ〜ん」
フィーリアの方に助けを求め、抱きついた。
「全く、イジメるのもほどほどにしなさいよ。それに私だってその件に関しては怒ってるのよ」
「ほら!フィーリアさんもこう言ってます!」
2対1の状況になり、不利になってしまったので
「分かったよ。そのうち機会があればな」
「言質は取りましたよ!フィーリアさん!私たちの勝ちです!」
「そうね、これで逃げれなくなったわね」
「はぁ〜」
「フィーリアさん!今、祥太さんため息つきましたよ!」
賑やかに会話しながら、宿に戻っていると、ふと懐かしい声に名前を呼ばれたと思い、後ろを振り返り見回してみたが、人混みで何も分からなかった。
「何やってるんですか〜早く戻りますよ!」
「今、行くよ」
立ち止まっていると、ノートが呼んでいる声が聞こえたので、気のせいかと思い俺は歩きだした。
「立花くん?」
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