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閑話 クラスメイトside

久々のクラスメイトの登場です!!

「うぉぉぉぉおおぉぉぉぉぉお!!!」


朱堂君と加藤君が前衛で、ボスを抑え込んでいる間に魔法を撃てる他の人が詠唱をして色んな属性の魔法を撃った。


「朱堂君下がって!!」


私は朱堂君に指示を出して、魔法はボスに直撃した。


「やったか?」


クラスメイトの誰かがつぶやき私は


(それ、フラグだよ)


そう思ったが、砂ぼこりが晴れるとボスは起き上がってくることはなく。そのまま、消失した。


「やったわね。梨華」


怜奈ちゃんが、話しかけてきた。


「うん。そうだね、でも・・・」


私たちはあれからダンジョンを順当にクリアしていき、今日最終層のボスを今さっき倒したところだ。それなのに私は、素直に喜べないでいた。


「彼の痕跡はどこにもなかったわね」


「うん」


これまで、何か見つかるかもと思って頑張ってきたけどここまで何もないと、心が折れそうになる。


「でも、逆に生きてる可能性もあるってことよ。だから、そんな悲しい顔しないで」


折れそうになる時には、必ず怜奈ちゃんが励ましてくれる。本当に良い親友を持ったと自慢できる。


「そうだよね。必ずまた会えるよね」


私は笑って怜奈ちゃんに答えた。


「そうね。必ず会えるわ」


私は怜奈ちゃんの、心配げな表情に気付かないふりをして、地上に戻るために魔法陣に向かって歩き出した。


「そんな無理やり笑ったような笑顔は梨華には似合わないよ」


「ん?何か言った?」


後ろで怜奈ちゃんが何か言った気がして聞き返してみたが


「ううん。何も言ってないよ。さぁ、早く戻りましょう!」


「うん!」



私たちは地上に戻ってきて、今玉座の間にいる。


「無事に最終のボスを倒してきました」


朱堂君が報告すると、周りの人たちがざわめいた。


「さすが、勇者様ですな」


「えぇ、それにお仲間の皆様もお強い」


「静まれ」


王様が一言、言っただけで空気が引き締まった。素直に凄いなと思う。これが人の上に立つ者の風格なんだと思っている。


「ダンジョン攻略ご苦労であった。今日はもう疲れたであろうから下がってよいぞ。今後のことについては明日話すとしよう」


私たちは自室に戻って体を休めることにした。体は疲れているはずなのに、寝付けず周りを散歩しようと部屋の外に出た。


外の風に当たっていると、


「こんな夜にどうしたの?皇さん」


声を掛けられた方を向くと、新田くんがいた。


「少し寝れなくてね。外の風に当たっていたの。新田くんこそどうしたの?」


「僕もね、寝付けなくてね」


「そっか」


そこから、お互いに会話はなくボーっとしていると新田くんが


「立花君の手掛かり見つからなかったね。もしかしたら、もう・・・」


「そんなことない!!立花君は生きてる!」


私は声を荒げて答えていた。


「ご、ごめんなさい」


「あっ・・ごめんなさい。声を荒げて」


「そうだよね、生きてるよね」


気まずい空気がその場を支配していると


「皇さ「梨華!こんなところで何してるの?」


「あっ怜奈ちゃん」


「あっじゃないわよ、あっじゃ。疲れているんだからしっかり寝ないと」


「ごめんね。今日は一緒に寝てもいい?」


「今日だけじゃなくて、毎日でもいいわよ!ほら、いくよ」


「うん。あっそういえば何か言おうとした?」


新田くんに聞いてみると


「ううん。何でもないよ」


「そっか。じゃあ、おやすみ」


「おやすみ」


私は怜奈ちゃんと部屋に戻った。


「ちっ!」


舌打ちされた音は、風の音にかき消され誰の耳にも聞こえなかった。


朝になり、王様と話し合いをするために会議室にみんな集まった。朱堂君が代表として、話し合っている。


「こんな、朝に集まってもらって申し訳ない」


「いえ、大丈夫です。それで話し合いとは?」


「皆、だいぶ強くなったと思う。そこで、だいぶ初期から招待が来ていた帝国に行ってもらおうと思ってな」


「帝国ですか。でも、なぜ今になって?」


「なかなか、帝国がこっちにも顔を見せてほしいとしつこくてな、ただ、ある程度力がないと帝国に取り込まれてしまうと思ってね」


「なるほど。ダンジョンを攻略したから大丈夫と」


「うむ」


「分かりました。この国には色々と便宜を図ってもらっているのでそれぐらいなら」


「ありがとう。案内人にリリアを付けるから、向こうの生活も不自由なく過ごせるはずだから、そこは心配しなくてもいいぞ」


「お姫さまも行くんですか?!」


「外の世界を見せてあげたいと思ってね。よろしく頼むよ」


「わ、分かりました」


「話としては以上だが、そちらから何か聞いておきたいことはあるかな?」


「いえ、大丈夫です」


「そうか。では出発は三日後にする。それまでに準備しといてくれ」


「分かりました」


話し合いは終わり、私達は帝国に行くことになった。


「みんなさっき話のあった通り、帝国に行くことになった。しっかりと準備をするように。では解散」


朱堂君のその一言でみんな準備をしに行った。


「梨華。戻ろう」


「うん。今行く」


怜奈ちゃんに呼ばれ、私は準備ををするために部屋に戻った。



こうして私達は、帝国に行くことになった。そこに彼の情報があるかもしれないと希望を抱きつつ。


少しでも興味を持った方、続きが気になった方。


お手数ですが、ブックマークと下の方にある☆を押して頂けたら幸いです^ー^


次回更新は4月19日です!

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