パーティー結成
その日彼らが受けた依頼は一日もかからない依頼でした。けど、彼らは帰ってきませんでした。2日たっても帰ってこなかったので何かあったと思い、私は他の冒険者の方に様子を見てきてほしいと頼みました。頼みを引き受けてくれた冒険者も彼らのことを気にしていたみたいで快く引き受けてくれました。
彼らが目的地の場所に着くと、血の鉄臭さと何かが腐った臭いがしたそうです。急いで臭いの強い方に向かうとそこには大量の血とバラバラになった手や足、臓物が散らばってたそうです。そしてその真ん中に彼女がいたそうです。吐き気を抑えて彼女に近づくと
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
かすかすになった声で彼女はずっとそう繰り返してたみたいです。とりあえず、生き残っている彼女だけ保護して戻ってきました。
彼女が落ち着いてから話を聞いてみると、いきなりレッドドラゴンがあらわたということでした。そこからです。彼女の運の悪さがこの事件を起こしたと誰かが噂したんです。瞬く間に噂は広がっていき、彼女だけが生き残っていたという事実が悪い方向に働いてしまって。ついたあだ名が ゛災厄の魔女゛
「すみません。話が長くなってしまいましたね。こちらで依頼は完了です」
「ありがとうございます」
「本当はこんなこと言っちゃいけないんですけど、ノートを避けずに仲良くして上げてください。お願いします」
エリサさんは頭を下げた
「避けることなんてしないですよ。なんなら彼女をパーティーに誘おうとしてるんですから」
「本当ですか!?」
「えぇ」
エリサさんはよほど驚いたのかこちらに身を乗り出してきた。とても顔が近かった。
「あっ!すみません。取り乱しました」
少し顔を赤くしながらエリサさんは元の位置に戻った。
「だ、大丈夫ですよ。それで明日誘ってみようと思うので伝えといてもらえますか?」
「分かりました。しっかりと伝えときます」
「はい、お願いします。それではまた明日」
次の日
ギルドに入ると
「エリサさん、もういいですよ。ずっと一人で」
「とりあえず、話だけでも聞こうよ」
そんな声が聞こえてきた。
「おはようございます」
「おはよう」
俺たちが挨拶をすると、ノートは振り返った。
「あなた達が私をパーティーに」
「あぁ、よかったら一緒にやらないか?」
「でも、私はこの不幸体質なので、ご迷惑をおかけ」
「全部聞いたよ。知ってる上で君を誘っている」
俺が全部知ったうえで誘っていると分かったのか驚いていた。
「俺たちは本気だ。それに、多少の困難は俺たちには通用しないから」
すると、ノートの目から涙が流れた。
「おっおい?大丈夫か?そんなに嫌だったなら断って「嫌じゃありません!!!」
ノートは食い気味にそう言った。
「嬉しくて、パーティーに誘ってもらったことが」
「それじゃあ」
「はい、よろしくお願いします!」
こうして、ノートが仲間になった。
俺たちは人気のない森の中に来ていた。
「それで、どうしてこんな森の開けたところに?なにか依頼を受けたわけではないですよね?」
「あぁ、とりあえずお前を強くしようと思ってね。」
「強くですか」
「そうだ!力があれば大抵の理不尽は振り払えるからな。フィーリア、鑑定を頼む」
「任せなさい!」
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ノート・スチール 16歳 Lv23
職業 剣士
HP450
MP150
ATK 230
VIT 300
INT 150
AGI 200
LUK -100
スキル
剣術 Lv3 身体強化 Lv2 土魔法 Lv3 悪運 Lv10
EXスキル
固有スキル
運否天賦
称号
運を惹きつける者
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「なるほど、これは確かに運が悪いな。あれ?EXスキルは持ってないんだな」
「確かにこんな表記初めて見るわ。あと、EXスキルなんて持ってる方が珍しいわよ。あなたがおかしいのよ」
「ま、まぁ俺のことはいいとして、この固有スキルは使ったことはあるか?」
「いえ、怖かったので一度も使ったことはないです」
「なるほどね。とりあえず手っ取り早く強いくなるためにはレベルを上げればいいからな。覚悟しろよノート。一日で俺たちのレベルまで引き上げるからな」
「一日でですか!?」
「もちろん、ちんたらしてたら時間がもったいないからな。さぁ、地獄の特訓の開始だ!!!」
少しでも興味を持った方、続きが気になった方。
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次回更新3月19日です! どれだけ強くなるのかお楽しみに!!




