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第10章

すみません短いです。加筆しようかとも考えたのですが・・・下手にいじらないことにしました。

中谷が逮捕されて10日が過ぎた。

あれから10年前のバス事故は再調査された。

その結果中谷の父親長谷川琢也の無実が主張され誤認逮捕と認められた。

中谷は本当に関係者にしか危害を加えるつもりはなかったらしく川上まゆみのことをすごく悔いていた。

悔いたからといって彼女が生き返るわけでもないが私はこれでよかったのだと思える。

自供で私と連絡を取ったのはやはりひとりではつらかった事・・・

事故関係者を探しているときに偶然おば様から私の母のことと私がリバイタルで帰ってくることを聞き実行に移したとのことだった。

総理のところへは勘違いとはいえその時は川上まゆみも共犯と思っていたので警告のつもりだったのだが、気付いたのが川上まゆみが死んでからだった。

あれは総理宛ではなく彼女宛だった。

きっと中谷はこれから罪を償いやっと自分の生き方ができるのだ。

復讐に費やした10年を背負って・・・

「調子はどうだい??」

中谷に刺された傷は 出血こそは酷かったものの傷は浅く私は10日ほどで退院できるとのこと。

そして今日が退院の日

「深川さん。わざわざありがとうございます。」

退院準備をしているとSPと一緒に深川さんがやってきた。

「かわいい孫娘の為だ。礼などいらないよ。これからどうするつもりかね?」

SPの人が私の荷物を持ってくれた。

「とりあえずイギリスに戻るつもりです。

なにもかも中途半端に日本に来てしまいましたから。」

私の言葉にがっかりと肩を落とす深川さん

「こちらにきたらご自宅に行ってもいいですかおじいさん??」

私は躊躇しながらいった。

そんな私とは反対にとても嬉しそうに

「あたりまえだ。妻には由梨のことを含めきちんと話しておる。かすみさんに会いたがっていたよ。ぜひ来てくれ」

そういい私を送ってくれた深川さん


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