第六百五十五話『Encounter』
舞希「今回は特にありません」
舞希「それでは本編へどうぞ!」
再び扉の前に立つ。歪んでいて開かない。材質は金属。木じゃ無いのかい……
まぁ、ビルだしそういうもんか。となると……炎で蹴り飛ばしても大丈夫かな?
燃えたりしないのは……時と場合か。良し……
「っ!」
回し蹴りで炎を纏わせて扉を破壊しながら壁へと叩きつけた
崩れる音と金属が転がる音が聞こえて土煙が僅かながらに上がっていた
扉はゆっくりと横へと倒れる。割と頑丈で結構硬かった……
扉が嵌められていた枠を見ると錆びていて歪んでいたから、確実にこれが原因だと分かった
取り敢えずは外に出たら長い廊下に出て何回かは分からない
何処かに出れば分かると思うけど……
「歩くか……」
歩いていて気が付いたけど長めの薄い黒のドレスを着ていた
この場でこの姿は似つかわしくない……と言うよりか……『フェネクス』て……ソロモン72のうちの一体で37番目なのは分かるけど……
この世界でソロモン72は出尽くしてるはずなのに……何でだろ?
それだけ何かの思いとかあるのかな?。でなければ……いや、そもそも……
「分からない……」
諦めつつ……取り敢えずは目の前のエレベーター前に。電気は通ってないのは当たり前だけど……
文明的には崩壊したと考えた方が普通なんだけど……悪魔が国を支配すると思うと……悪魔が滅ぼしたとしか思えない
深く考えても仕方が無い……取り敢えずは電気と思ったが……違和感を感じて炎でエレベーターの扉を破壊した
その瞬間に空洞だった瞬間にエレベーターの乗る部分が落ちてきて轟音が響いた
偶然にしちゃ……今更感が……
覗き込もうとしたら物凄い音が響いてきて何かが走ってくる音が
やがてそれが空いたエレベーター扉から飛び出して私を吹き飛ばし、壁に叩きつけられる
見上げると既に居なく
「あっちに逃げたぞ!」
人の声が響く。ゆっくりと立ち上がるのと同時にエレベーター扉から何人かが飛び出してきて
「人!?」
と警戒されながら構えられる。頭を抑えながら
「……誰?。と言うよりか痛……」
私はそう呟くと
「異形度1?。普通の人間……初めて見た。プレイヤー?」
女性の声が聞こえてきた
「そ、そう……さっきのは……」
警戒が解けたのか
「さっきのは異形度10の通称トカゲ。フルは『エディリング・リザード』。取り敢えずは俺達は行くが……異形度1は普通の人だから連れていくしかないか……」
そう言うと女性の人2人が私の所に来た。良く見ると2人は『蜘蛛の姿』と『人魚の人の姿』みたいな姿だった
男の人はリザードンみたいな竜人みたいな姿だった
まぁ……それは良いけどね……
「私達の傍に居て。危険だから」
私は頷いて支えられながら歩く。まだフラフラする……
「可愛いけど……小学生よね?。大丈夫なの?」
そっち……あっ……規約か……友紀も特に言わなかったけど……
「規約……なら……大丈夫」
私はそう言うと
「大丈夫ならいいけど……」
心配なんだろうな……それよりもあのトカゲ……殺したい……
「おい。伏せろ……」
その声と共に私事伏せる。こいつ……ハーレムでも目指してるのか……?
そんな事考えてる場合じゃない……
視線の先には先程のトカゲが荒らしながら……いや、暴れていた
「こいつを仕留めるぞ……」
そう言って行こうとしたのを私が肩を抑えて
「私が行く。獲物の横取りになるけど……一発殴りたい」
そう言うと
「それは良いが……て、違う!。普通の人間がやりあえねぇよ!。お前は大人しく下がって守られてろよ!。小学生が死に急ぐなよ!」
まかさの良い人……?
だけど……身体中に青い炎を纏う。髪も炎で纏い
「大丈夫。これでも……戦える力はある。それに……やっぱり殴りたいから」
3人は驚いて震えていた。そして
「おま、……『ソロモンが残した悪魔』か……!?」
私は細く微笑み
「助けようとしてくれた人に敵対はする気は無い」
私は背中から青い炎の翼を生やして一気にトカゲに向かって殴りを入れて上へと上げて
「今!」
そのまま男の人達の方向に蹴りを入れると炎の加速で吹き飛んでいく
トカゲの声が鈍く聞こえたが無視した
「お、ま、マジか!」
そう言って槍を手に斬り裂いて女性陣が攻撃をしてトカゲの頭が吹き飛んでいた
炎の火の粉が落ちて青い炎が撒き散らしながら私は炎を納めていく
「な、なんだありがとうな……」
そう言う。照れてるのが分かるが……
「小学生相手に欲情しないで?」
私がそう言うと女性陣が笑っていた。多分……悪人じゃなさそう……
舞希「解説」
舞希「悪魔の名前に特に意味が無いので調べても別の意味だったとしても、シロクロが適当に着けた名前なので気にしないでください」
舞希「それでは今回はここまで。次の話まで……またね!」




