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『Another・under・World〜all・Multiple・dimension〜』  作者: Naikuro@シロ naisiro@クロ
『Another・world〜eternal・reborn〜』〜第2部三節〜

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第六百三十八話『beginning of the end』

咲舞「今回は特にありません」


咲舞「それでは本編へどうぞ!」

ゆっくりと目を開けると白い天井……謎にデジャブがあるけど……横を見ると優希が目を瞑って寝ていた


多分……病院だと思う。その時に扉が開くと


「起きたのか。これ、お見舞い品な」


響子さんが入ってきて座る。私に完全覚醒を促した存在が……睨みつけると


「勘違いしないでね。私は君に期待して手を貸した。結果はどうあれ、強くなれたのは確かだ」


……返す言葉も無い……


優希を見て優しく撫でた


「完全覚醒は死を克服する。病気だが、これで無害になる。私が出来るのはここまで。咲舞(えま)。もし殺るのなら覚悟を決めないと。貴女は姉を殺すのだから」


……


「さて、私は彼奴に時間制限かけられてるから帰るよ。お大事に」


そう言って何かを置いて病室から出てしまう


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「これで良いのか?」


壁にもたれ掛かる存在。妹である柊姫黐弧(ひいらぎりこ)に聞いた


「……」


私は呆れて


「決めたなら貫き通せよ……後戻りが出来ない所まで来たんだから。それに……」


黐弧(りこ)は顔を上げて


「分かってる。お前と手を組んでる時点で……覚悟は決まってる」


私は頬笑み


繰逆紬希(くるさかつむぎ)の居場所は置いてきた。彼女がどうするかだけ。それにVRの方も怪しくなってきた」


黐弧(りこ)は頷き


「彼女達に任せる。私達は私達の出来る事をするだけ」


そのまま歩いていく。瞳はあの時よりも更に酷く濁っていて、いつ崩れてもおかしくない


私は頬笑み


「壊れた時は私が使ってあげるよ……」


彼女に聞こえない声で言う


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


優希の頭を撫でながら置かれたものを見た。一枚の紙で中身を見る


「……」


紙を丸めてゴミ箱の中へと投げ捨てた。ふざけていたから


でも……


これは私自身の事だから……


ゆっくりとベットから出て着替えていく。髪の色が変化していきゆっくりと目を開ける


能力解放状態となり黒い影が私の中へと。繰逆紬希(くるさかつむぎ)……如月可憐と戦うには……この病院で死んだ人を甦らせて私の中に仕込む


優希を優しく撫でて唇に触れた。黒い塊を優希の中へと押し込み飲み込ませた


優希の頬辺りに黒い血管が浮かび上がるが元に戻り……


黒い塊を飲み込み、喉に通る音が聞こえたのを確認すると私は病室から出た


優希にも仕込みこれで悔いはなかった。決着をつけに行くのだから


自分の過去に……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


目が覚めた。ゆっくりと起き上がり目を擦りながら周囲を見た。そしてベットを見ると……本来居るはずの人が居ない……


僕は立ち上がった。今の咲舞(えま)お姉ちゃんは危険なのに……


ようやく安定したのだから……なのに……


「紙……?」


来た時には無かった……眠っていたから……その時に


拾い上げてゆっくりと紙を広げた。そこには……


繰逆紬希(くるさかつむぎ)は警察庁に居る』


目を見開いた。文字から誰が送ったかは特定出来ないように……切り抜きを使っていた


警視庁……


咲舞(えま)お姉ちゃんが向かった場所……そうなら……


これを送ったのが味方なのか敵なのか分からない


でも……罠かもしれない……なのに咲舞(えま)お姉ちゃんが向かったとしたなら……


僕は慌てて病室を飛び出して走った。ここからだと……警視庁は近い……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


扉をノックしていた


「入れ」


声が聞こえてきて私は藍那と好深(このみ)を見た


もうほぼ確信を持ってある人物の元へと来ていたのだから


「警視庁長官……警視総監の事で聞きたいことがある。因みに私が何者か分かるよね?」


眼鏡をかけた老人が私達の方を見て


「……お前か。全く……めんどいモノを持ってきたな。そこに座れ。今仕事中だ」


私は呆れて2人に目線で座るように


私は目の前まで来て


「あえて泳がせたよね?。それがたとえ組織の人間であっても容認して……」


その時に警視庁長官は私を見て


「……はぁ、何が目的だ?」


私は頬笑み


「動くよ」


その瞬間に振動が建物全体へと響くのと同時に警報音が流れる


「はぁ、俺が動くのか?」


私は笑みを浮かべて頷く


「殺しに行くからね。その為に……貴方に協力して欲しいの。合法的かつ非合法な方法で。霧咲響子が仕掛けた警視庁テロをね」


目を見開いていた。これで重たい腰を上げてくれれば……


「出来てるだよな?。これを引き起こすてことは……存在そのものを証明して全てを晒す。それも覚悟の上か?」


私は頷いて


「えぇ。これは組織と私達の戦争。死者は出るし、それが今か明日か。少なくとも今日は死傷者無しとは行かない」


それだけ伝えると電話を手にして


「決行だ」


その言葉が発せられた。私は笑みを浮かべて


「さーて、炙り出しだな」


警視庁長官は私を見て呆れながら頷いていた


ここからは私達と組織の戦争なのだから



咲舞「解説」


咲舞「予定変更してお送りします」


咲舞「それでは今回は特に無いのでここまで。次の話まで……またね!」

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