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真世界魔王日記 〜時の魔王はぐだぐだしたい〜  作者: 薙野修
第一部三章「イーリアス(終わりの炎・前編)」
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27 立ちました!

「さてと……最終ラウンドといきましょうか?」


 そう言うと同時に私は自分自身に時間加速を使う。


「ふん。--終炎エンド・ブレイズ!!!」


 終炎エンド・ブレイズ:地面からいくつもの火柱が噴き出る。とにかく少しでも触れれば死ぬ。


 私はそれを華麗に、それはもう物凄く華麗に避ける。


 何故そんなに余裕なのかって?


 それはもう時間加速様様なのですよ。もうなんでもスローに見えちゃう。避けるのがクソ簡単。インチキだね!


「無駄無駄ァァ!」


 なんか、悪役気分。


「これで、終わらせてあげる。--“シャドウバスター・フルドライブ”!!!」


 シャドウバスター・フルドライブ:全力の破壊光線(シャドウバスター)


「なら--“エンド・フェニックス”!!!」


 エンド・フェニックス:鳥の形をした炎を放つ。自在に動かすことが出来たりもする。


 二つの技はぶつかり、我慢比べとなった。


「私はね……守るものが……たくさんあるのよ!」


「だから負けない、とでも言うつもりか?……なら、守るものごと、お前を消してやる!」


 流石に……厳しいかも。


「リオネスーーーーーーー!!!!!」


 デスさんはそう叫んだ。


 ……やっぱり、デスさんにはいつも助けられてばっかり。


「はあああぁぁぁぁぁあああ!!!」


「私が……押されている……だと!?……何故だ!」


「答えは一つよ。『頼れる()がいるから』かしら。」


 私のビームは終炎を包み、終炎は消え去った。

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