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私の同級生は異世界王国の最強騎士団長   作者: koike


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第4話 騎士団長…学校へ行く。


朝‥日の出とともに目が覚めた、こいつの目覚ましい時間を見ると午前5:30を過ぎていた。学校の開始時間は8:30でここから歩いて15分ほどだ。


7時半に朝飯を食って、支度をして8時には出れば十分に学校は間に合う‥‥登校前の2時間は朝の鍛錬に使える。


俺は騎士になってから朝の鍛錬は欠かしたことはなかった、この”異世界”にやってきて軟弱な少年に転生したが、この体ではとても魔人とは戦えない、近くの荒川の河川敷で鍛錬をすることにした。


ここのばあ~さんにも”入院でからだがなまっているので朝はランニングにいってくる。”と言って心配させないようにしておいた。


こいつのTシャツとジャージーを着てば~さんを起こさないように、家を出て河川敷へとやってくると少し肌寒かったが5月の爽やかな風が吹いて木々は花を咲かせていた。


”ばあ~さんの作ってくれた夕べのカレーはうまかったな~、今ままで食った中で一番うまったかぜ、とんでもねぇ~くらいのスパイスを使っていたけど、スゲ~金がかかっているんじゃねいか~”


”いいえ‥ご主人様、この世界のスパイスはとんでもなく安くて、その辺のお店ですぐに手に入りますよ…心配しなくても大丈夫です。”


”そうか~あとはエールが飲めれば最高なんだが、しかたないか~、それじゃ~またばあ~さんに言ってまた作ってもらおうかな~”


夕べのカレーライスの味を思い出しながら、団長はアイテムボックスから鍛錬用の10kgの鉄のバーベルを取り出しバックにそれを入れて背中に背負った。


”まずは、こいつの体力と持久力をアップさせないといけないな~ いきなり30kgは無理だろうから‥この10kgからだな…”


ライアン団長はそれをしょって河川敷の土手を全力で駆け出した。


「ハァ~ハァ~ゼィ~ゼィ~、ア~きついぜ!、ここが限界だ~」と言いながら膝をついて肩で息をしている団長 


”ハァ~ハァ~ エーアイ‥距離はどんくらいだ~ハァ~ハァ~”


”75mで~す。”


”はぁ~なに~たった75m‥‥まだまだ鍛えないといけないな~”


騎士はフルプレートの鎧でも20kgはある、それを装着して一日中戦う事もある‥体力は必須であった。


ライアン団長は少し休んで息を整えると、それを一時間‥10セット続けた‥最後は10mほど距離を伸ばすことができた。


次に鍛錬用の刃を潰した3kgの鉄剣を取り出して両手でかまえた、剣技の基本の型を一通り試して見たが‥この軟弱な体ではまともに振りまわす事ができなくて体の重心が剣の重さでもっていかれていた。


数百年前に魔人の侵略で危機にたった王国の救世主として、女神が召喚した剣の達人によって王国は救われた。


その剣豪が王国の騎士団を指導して教えた剣の奥義、剣豪が戻ったあともその剣技は王国騎士団の中でひきつがれた。


俺は腰を少し落として重心を低く安定する用にして剣をかまえて、どうにかゆっくりと剣技の防御の型と攻めの型を交互にして3kgの剣を夢中になって振り回していた。


上半身からは汗が湯気のように立って練習をしていたら、エーアイが”ご主人様~そろそろ時間ですよ!”と言ってきて、持ってきたタオルで体を拭くと急いで祖母の待つ家へと帰った。


テーブルには湯気が立つみそ汁に卵焼きそれと塩サケを焼いたものが目の前にあった、あまりにも、うまくて、ごはんをお代わりしたら‥ばあ~さんが~妙な豆の腐った物が入った容器をハシでかき混ぜながら、よそってくれた俺のごはんの茶碗にドバドバと全部のせて俺の前においてくれた。


”な、、なにしやがるだ!!~~”と俺はこの腐った臭いの豆が盛られた茶碗を見ながら固まってしまった。


「ほら、ユーちゃんの好きなひきわり納豆よ~たくさん食べるのよ。」と俺の食いっぷりをしっているばあ~さんは目を細めながら笑顔で言ってきた。


”ギャ~腐った豆が‥糸引いてやがる‥こ、これが食いものか!?‥”


”そうで~す。納豆は、発酵食品の一つで、蒸した大豆に納豆菌を加えて発酵させることで作られる栄養満点の食品で~す”とエーアイが教えてくれたが‥‥


”こ、こんなもんが食えるのか‥‥”


”ご主人様、おばあ~様が心配して見ていますよ。早く‥笑顔でウマイ‥ウマイと言って食べてくださいよ!”


”ああ~これは、なんの拷問だよ~しかたがねえ~”


ライアン団長は引きつった笑顔でばあ~さんが入れてくれたひきわり納豆がのった茶碗を持ってガバガバ~と口の中にいれた。


そしてその腐った臭いとネバネバの感触で涙目になり吐きそうになったが、無理に飲み込むと湯気の立つみそ汁をすぐに左手で取るとそれもガバガバ~と飲んで腐った豆を腹の中に流し込んだ‥‥


「ふ~…おばあちゃん…お、、おいしかったよ~…ご、、ごちそうさまでした。」と俺は無理やりつくった笑顔でばあ~さんに礼を言って、やっと納豆の拷問から自分を取り戻して学校へ行くしたくをした。


優紀の記憶からネイビーブルーのブレザーに、ワイシャツとネクタイそれにグレーのズボンに着替えると教科書をバックに詰め込み背中に背負い玄関に向かうとばあ~さんが待っていて、財布から千円を出すと「これは、お小遣いよ、何か必要な物があるといけないから持っていなさい、無くなったらまた言ってちょうだい」


そう言って渡された紙幣を握りながら俺は学校へ向かった。


俺は歩きながら初めてこの世界の貨幣をじ~と見ていた。優紀の記憶でこの世界が前の世界と同じ10進法だという事はわかっていた。紙幣が三種類で一万円 五千円そしてこの千円、硬貨が500円に100円と50円それに10円と5円に1円それはわかったがその価値がよくわかっていなかった。


”なあ~エーアイこの千円とはどのくらいの価値があるものだ”


”そうですね~ご主人様が毎晩、街の定食屋で食べていたオーク肉の定食とエール1~2杯分の価値がありま~す。”


”エ~それじゃ~これは俺の晩飯分と同じ、、たった大銅貨一枚分かよ~”


”この世界の未成年は、保護者である両親がなんでも買ってくれますし、三食の心配もありませんよ~まあ~たまに友人と学校の帰りに買い食いする程度ですので一週間ほどは大丈夫ではないでしょうか~”


”しかしな~これでも向こうでは俺は稼いでいたからなあ~、あのやさしい、ばあ~さんに俺の小遣いの金まで心配はさせたくねいし~それでなくても飯は二人分は食ってるしな~”


”そう言えば、アイテムボックスに俺のカネを入れた革袋があったよな~”


“入っていま~す。金貨が20枚に銀貨15枚それと大銅貨と小銅貨が数枚あります。”


”それは、この世界の貨幣に換金できね~かな~”


”アッ!できます‥できますよ~ 金の買い取り屋さんが隣の駅の近くにあります~学校が終わりましたら行って見ますか?”


”ああ~それでこっちの貨幣が手に入れば、あのばあ~さんに小遣いの心配はさせないで、うまいもんが毎日、外で食えそうだな~そうしようぜ”


そんな事を考えていたらあっという間に校舎の3階の優紀の所属する3年2組の自分の教室の前に来ていた、まだ15分前で数人の生徒が席についていたり、話しをしていたりしていた。


優紀の記憶から校庭が見える窓際の前から二番目の自分の席に着くと‥周りのクラスメイトがみんな驚いた顔して俺の事をみていた。


席につくと、斜め前に座っていた一人の清楚でかわいい少女が立ち上がり俺のそばに寄ってきた、俺はそれを見てドキ!としてしまった。


似ている、ショートヘアーの髪型、キリとした顔に知性を感じる力強い目元がそっくりだ。髪の色や目の色は違うがそれは、それは若い頃のライアン団長の妻にそっくりだった。





つづく、、、


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