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私の同級生は異世界王国の最強騎士団長   作者: koike


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第36話 騎士団長…関西連続強盗事件その5


大阪の天王寺区にある一軒の邸宅、玄関の前で配達人の格好をして空の箱で顔を隠しインターフォンを押すのはレッドと呼ばれる「高額バイト」で参加している強盗団のリーダー‥‥


近くにはバールや結紮バンドをもった二人の、同じく「高額バイト」に応募した若者が目出し帽をかぶり待機していた。


「ハイ‥‥」と言いながら玄関を開ける女性、そこで一気に邸宅に押し入る強盗団~女性の口を押えながら土足で玄関から広いホールをぬけて邸宅の応接間に入り込むと‥‥


そこには大勢の強面のオジサン刑事を背後に引き連れ‥そんな連中の女親分の風格でレディーススーツとパンツを着こなした水島香織警視が鋭い眼光で犯人を睨みつけ‥‥


警察手帳を広げ「私は大阪府警察の水島です!‥‥強盗の現行犯で逮捕します!」


「あなた達ははもう終わりよ~抵抗せずに大人しく捕まりなさい!」と大声で叫んだ。


リーダーの脇にいた体格のいい青年が右手に持っていたバールを振り上げ「このヤロー!」と声をあげて水島警視に襲いかかってくると、体をかわして身をひるがえしそのバールを持った右腕を抱え肩に担ぎ上げて背負い投げで前方に投げつけた。


学生時代は女三四郎と呼ばれるほどの柔道の有段者で、国体では何度も優勝経験がある水島警視の得意技であった。


それを見ていた強面のオヤジ刑事達は「オオ~」と水島警視の見事な背負い投げに驚きながら、一斉に強盗犯にとびかかり犯人達を取り押さえたのである。


邸宅の玄関前には近くで待機していた大阪府警のパトカーやワゴン車が集まり、それに大人しく連行される実行犯達‥‥


”先輩の言う通り本当に連中はやってきたわ……”


”先輩からの連続強盗事件の有力な情報をもらって他の管轄の刑事達も動き出し容疑者の確保に向かっている。”


”そして、また強盗の犯行がこの邸宅に行われるという先輩の話しを信じて、この家の高齢者夫婦を避難させ夫人に変装させた婦警が対応して油断させ大阪府警察のオヤジ刑事を動員して待ち構えていたのよ!”


”ほんとうに~あの先輩は頼りになるわ~、でもどうして連中の計画が分かったのかしら?‥‥”


~~~~~


「マリアさ~んこの美味しいカクテル、、もう一杯くださ~い」と皮ジャンも脱いでミリタリー系のインナーになった状態で酒を飲んで騒いでいる団長、両隣りにはエマとミオが体を寄せてオッパイを団長の腕にグリグリと寄せ付けてきて「私達もおかわりしてもいいかな~」と言いながら、中身がウーロン茶のお酒を頼んでいた。


久しぶりに性熟した女性とのふれあいに歓喜して羽目を外す団長だった。


歌舞伎町一番街のアーケードをキョロキョロしながら歩いていたら声をかけてきたのは「ガールズバー・ラビット」に勤めているエマとミオの二人、すかさず二人を鑑定して素性を知ると”ラッキー!~向こうから来てくれたぜ‥‥”と思いながらその誘いにのってこの店についてきたのである。


”ご主人様~あまり酔わないでくださいよ~”


”このマリアと呼ばれている女から、主犯の連中の情報を調べに来たんですから~”


”ああわかっているさ~、このテーブルにあるミネラルウォターが入ったグラスには女神のポーションを数滴、垂らしている‥‥”


”たまにそれを飲んでいるから、すぐにアルコールの成分が体から抜けていくぜ‥‥”


「ねえ~、お兄さ~んは名前はなんていうの~」と聞いてくるのはバニーガールのようなコスプレに頭にはウサギ耳を付けた『マリア』‥‥


「エッ~、マリアさん俺の名前ですか‥‥」


「そうですね~『ジャッカル』じゃなくて~『パンサー』でもいいけど‥‥やっぱりライアンと呼んでくださ~い」と愛嬌をふりまく‥‥


その名を聞いてビックとして睨みつけるマリア‥‥


「あんたさ~‥年はいくつなの~」とまた探りをいれてくる‥‥


「え~‥‥見た目は17歳、頭脳とハートは35歳、その名は騎士団長のライアンで~す!」と最近はまって見ている、この世界のTVアニメの真似をする団長


「やだ~17歳だって~未成年よ~おかしい~^^~それ本当なの~」と言いながら団長から「オッパイを一回触らせると一万円をあげる」と金につられ胸元を強調したメイド服の隙間には数万円が折りたたまれて差し込まれているエマとミオ


「本当で~す。17歳のピチピチ高校生で~す。」と言いながらまた両手でエマとミオのオッパイをまたモミモミすると‥‥


「やだ~^^~、Hな高校生ね~^^~これでまた一万円よ~」と喜ぶエマとミオ


「オッケ~約束だからね~、なんかそのたびお金だすのは面倒だな~マリアさ~ん、、ここに置かせてちょうだい‥‥」


そう言ってズボンのポケットから出す振りをしてアイテムボックスから競馬で稼いだ金から50万円程の札束をカウンターに置いた。


「な、なんでそんな大金を持ってんのよ~」


「えっ!、競馬で稼いだんだよ~、こんな薄っぺらの紙幣で可愛い子のオッパイが揉み放題なんて‥‥グフフフッフ」一万円の価値よりもオッパイが揉めることに価値がある団長‥‥


その豪傑ぶりに目を開いて驚くエマとミオ‥‥‥


アリアは冷静に鋭い目つきとなり「あんたね~そんな大金、今どきの高校生はもっていないでしょう~」


「いったい、あんた何者なの‥‥何しにこの店にきたのよ~」と言いながらカウンターの下にある呼び出しボタンを押した。


そこへ奥の控え室からはごついお兄さんが二人とんでもなね~目つきでやってきた。


「そろ、そろ、お開きよ~もうずいぶんとお酒ものんで満足したでしょ~‥お勘定はそのお金でいいわよ~」


「高校生は、もう家に帰って寝なさいよ~明日は学校でしょ~」


「やだな~半グレ組織『怒龍会』の『マリア』姉さんこと新垣美香さ~ん‥そんなまじめな事いって、これからエマちゃんとミオちゃんと仲良くなって三人で面白くなるとこだったのに~」


「しょうがないな~このゴッツイ二人を倒したらさ~俺の質問に答えてくれるかな~」そう言って睨んでいるチンピラを相手にせずにマリアに尋ねる団長すぐにこの店の用心棒やっている二人を鑑定して、自分より弱いチンピラだとわかり相手にもしていなかった。


「な、なんで、あんたが私の本名を知っているのよ~」


”こんな、少年がなんで?、この屈強な二人を見ても怖くないの~”


「し、しょうがないわね~こんなやんちゃなガキにはお仕置きが必要ね~」


「は、は、早く謝っちゃいなさいよ~あの二人はキレれると何するかわっかないわよ~」と心配してくれるエマとミオ


「フフフフ~、久しぶりに体をほぐせるかな~向こうの魔物と比べたら‥‥お前らなんて‥‥ただのクソだぜ!」


幾度も命かけた修羅場をくぐりぬけてきた団長にとって、こんな見た目だけのチンピラは相手にはならなかった


”ご主人様~間違っても‥‥‥‥向こうの世界のように簡単に殺さないでくださいね~”


”ああ~大丈夫だ‥‥師匠から習った空手の蹴り技を試してみるぜ!”


「フン!、なにクソだって~遠慮することはないわよ~、二人でこのガキを痛めつけてやって!」とその軽口にブチキレれた新垣美香


拳を作った右腕を振り上げて思いっきり殴りこんできた男にむけて団長は椅子から降りると素早く右足の膝をしっかりと胸元近くまで引き上げ、そこからバネのように足を思いっきり蹴り出してカウンターで相手の胸元を厚底のバイク用ブーツで蹴りつけた。団長の人並みはずれたその蹴りのパワーでその男は後方に数m飛んでいき壁に頭を打ち付けて意識を失い転がってしまった。


となりの男がそれに気がとられいるうちに団長は自分の体の側面を相手に向けた状態から、今度は腰を落として右足を軸にして左足をバットをフルスイングするように体重をのせ体全体を回転させて蹴り抜き硬い「すね」を相手の腕ごと粉砕するような重い衝撃を与えるようにして振り抜いた。


「ボキッ!」と音とともに上腕が折れて横に吹っ飛ばされた男もテーブルに頭を思いっきりぶつけそのまま意識がなくなった。


すべてが一瞬のこと、二人のチンピラは団長の体にふれる事もなくノックアウトされてしまったのだ。


「ヒィ~、な、なんで、、なんでよ~」と急に怯える女達‥‥


「もうちょっと強いかな~と思ったけど‥‥見た目だけだったね~」


「さ~てマリアさ~ん約束通り、質問に答えてもらおうかな~」


「フン!‥‥何が知りたいかわからないけど‥口が裂けても言わないわよ~」


「エ~、それは困るな~、、タイのプーケットにいるお仲間の『ジャッカル』と『パンサー』について教えてくれないかな~」と言いながら腰に手を回して愛刀をアイテムボックスから取り出すと‥‥そのままちゅうちょせずに刀身を抜いてアリアの顔面に向けて横に振り切った。


「キャ~な、何をするのよ~」一瞬、冷たいものが頬に触れたように感じた、マリアが叫ぶ


「えっ!‥あっ!マ、マリア姉さ~ん、ほ、頬が切られている~」


右ほほに切っ先が触れて一筋の赤い線ができた場所からは間をおいて血がタラ~と首筋に流れでていた


「そ、その‥刀はどこからだしたのよ~!」と脇で見ていたエマがわけがわからず叫んだ~


「本当に口が裂けても言わないのか?‥‥試して見たんだけどちょっと力が弱かったかな‥あんたの化けの皮しか切れなかったな。」


「それじゃ~もう一回‥‥」と言って刀身をアリアに向ける団長


「ま、待って、待ってよ何でも言うから、顔だけはやめてちょうだい~」と怯えて泣きだすマリアだった。


その脇ではミオが”助けて~、変なのが店で暴れてる!‥‥”と携帯に向かって指を動かし仲間にメールを入れていた。








つづく、、、




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