鬨の咆哮
熱を孕んだ重厚な爆風と生ぬるい風が、その場にいた者たちの肌を撫で抜けていった。
爆心地から距離があったため、破片は飛んで来ないが、それでも唐突な事態にその場の全員が沈黙し、爆発方向で舞い上がる砂埃を見つめている。
巨大な音とそして何かが焦げる匂い。 加えてかすかに混じる死の香り。
酔っているローラさんもその音で完全に覚醒する。
「管理小屋……人、いたはずじゃ……」
サナエさんが呟く。
まるでその空間の時間が凍りついたように、停止する。 予期しない場所で、予期しない非日常が襲ってくる場合、人は理解が追い付かなくなる。
そして、その凍りついた静寂を打ち破ったのは、森の奥から響く地響きのような駆動音だった。
そして舞い上がる砂煙から徐々に影が浮かび上がり、犯人の輪郭、実体が露わになっていく。
“過酷環境下の可動トークン”通称、第二世代型ジャガーノートが、登場する。
「うそ……噓でしょ、仮設製造ラインの初期ロットの試作機――何でここに」
サナエさんが、その姿に唖然とする。
第二世代型ジャガーノートの重装甲の巨躯。 その右腕に懸架された大口径の機関砲が、躊躇なくこちらへと向けられる。
『サナエ! ローラ! 退避します』
その行動にいち早く反応したのは、セレンである。 両名を抱えて、背面のスラスターを全力で噴射。 激しい推進音とともに、垂直に近い角度でその場を高速離脱する。
一瞬遅れて、先ほどまで彼女たちが立っていた地面に凄まじい掃射音が轟き、逃げ遅れた人々の悲鳴と絶叫が弾け飛んだ。
「あ……」
微かに洩れるサナエさんの絶望と驚愕の声もセレンのスラスター音にかき消される。
セレンは、林の木々をかすめるような低空飛行で一直線に森を横切る。 道路側に到着し何とか現場から逃れられるが、街側の周辺地域にも既に火の手が上っている。
「何……何なのよ。 一体何が――」
死線に立たされたサナエさんは、パニックを起こしそうになる自身を必死で抑え込もうと呼吸を整える。
先ほど目の端に映った、重機関砲の弾丸に打たれて肉体ごと四散していった人間の残骸が、脳裏から離れない。
「セレン! 敵の配置は? 」
叫んだのはローラだった。極限状態の中で、彼女の思考は鋭く冴え渡っていた。
『敵の主力は第一区画へ向かって侵攻中。道中でアーサ・ブカブ治安部隊と交戦を開始していますが――治安隊が押し込まれています!』
「了解! 私たちのいる第三区画は奴らの進行ルートと被っているわ! 第二区画への避難に切り替える! あそこの防壁砦なら難攻不落よ!」
いつになく冷徹な指示を飛ばすローラに、セレンが即座に応答する。
『了解』
「加えて、敵の反応をリアルタイムで索敵して! サナエさんを背負ったまま走れる!?」
『問題ありません!』
「武器とエネルギーは!?」
『所持品はハンドガンのみ。スラスターは二人分の質量を急加速させたため推進剤を大幅に消費しました。 第二区画まで飛行を維持するのは不可能です。 緊急回避用に温存します』
「分かった。 走るわよ! それと治安隊の緊急回線へ信号を打って! 『最上級クラスが危機に直面。至急救助を』って!」
ローラ達が走りだし、避難を開始する。
周囲の住民たちは混乱の極みにあり、どこへ逃げるべきかも判別できず、パニックのまま森林公園側へと逆流していく。
「公園にもバケモノがいる!」
という警鐘の叫び声すら、恐怖に狂った群衆の耳には届かない。
誰もが、己の生存だけのために逃げ惑う。
ローラ一行もとにかく走る。
運悪く 、近くに巡回旅客車両の姿はない。
セレンがアーサ・ブカブ社のネットワークから吸い上げたリアルタイムマップを追うように、三人は入り組んだ住宅街の路地へと飛び込んだ。
ローラさんが、走りながらセレンに質問する。
「なんで“第二世代”がテロリストの手に渡っているのよ!?」
彼女の酒気は完全に消え去っていた。
『製造工場のセキュリティに潜入されていたと考えるのが自然です』
「そんな大規模な内通、あり得るの!?」
『その検証は生存後に回すべきです。――反応あり! 前方500フィール(1フィール=30cm:150m)先に敵機出現! 回避します、そこの角を左へ!』
セレンはサナエを背中に担ぎ直すと、桁外れのトルクで地を蹴り、左の路地へと折れる。流石はトークン、素の筋力スペックは生身の比ではない。
「どーして。住宅街の真ん中から湧いてくるのよッ!?」
『地下下水道を移動経路に利用されたのでしょう』
セレンがあっさりと解を告げる。
近隣で先ほど出現したジャガーノートによる、無差別攻撃が始まっている音が聞こえ、その後に悲鳴も爆発音も聞こえてくる。
「あー。もー。毎度毎度、なんで戦場なのよー。私は人事なのよー」
逃走正面の地面から突如巨大なトークンが正面に現れる。 第二世代ジャガーノートだろう。
設置されているマンホールの蓋をぶち破り、10フィール(1フィール=30cm:3m)の巨人が姿を現す。
逃走ルートの正面――その地面が、突如として激しい破砕音とともに爆ぜた。
ウェヌス人の体格に合わせて地下道規格が大きく作られていたことが、ここへ来て最悪の形で裏目に出ていた。
『正面に敵機出現! 距離、約30フィール(1フィール=30cm:約10m)!』
「見ればわかるわよっ……!」
左右は高い防音塀で塞がれ、退路はない。後ろへ逃げようにも、相手は凶悪な飛び道具を構えている。
第二世代ジャガーノートのセンサーが三人を捕捉し、巨大な銃身がゆっくりと水平に持ち上がった。
「セレン! サナエさんを連れて跳んで!!」
「ローラ!? 何バカなこと言ってるのよ!!」
『了解』
セレンが残されたスラスターの推進剤を噴射しようと踏み込む。
足掻こうにもどうにもならない、文字通りの「詰み」。 だが、いつも粘り強く生き足掻くはずのローラは、追いつめられた瞳で二人を押し出そうとしていた。
サナエさんさえ生き残れば、この最悪の事態もきっと未来へと繋がる。 純粋な直感だけで、彼女は身を差し出そうとしていた。
(……まあ、短大卒の平社員がここまで生き残れたんだもん。上出来よね……!)
死を覚悟した――その刹那。
頭上から降り注いだのは、空間を削り取るような重機関砲の掃射と、追尾ロケット弾の怒涛の飽和攻撃だった。
爆風と猛烈な熱波、金属片のシャワーが路地に吹き荒れる。 ローラはその場に身を投げ出し、頭を抱えて地面にうつ伏せになった。
鼓膜を破らんばかりの衝撃が通り過ぎるまで、死の最前線で歯を食いしばり耐え続ける。
やがて爆風が収まり、硝煙の香りが薄れていく。 ゆっくりと顔を上げたローラの視線の先には、完形を留めぬほど破壊され、黒煙を上げて沈黙したジャガーノートの残骸転がっていた。
≪待たせたな。31部隊のご到着だ。……少々遅くなった≫
通信機から響いたのは、聞き覚えのある男の声――キリヒだった。
いつの間にか、周囲の爆音に紛れて複数の回転翼機が上空を旋回していた。
その一機から躍り出た一筋の影が、背面スラスターの逆噴射とともに、ローラの眼前へ舞い降りる。
地面に横たわったまま、ローラは引きつった息を吐き出した。
「あ……助かった……」
「緊急信号の要請を受けてな。……ところで、お客様。行き先はどちらまで?」
キリヒがバイザー越しに、少し砕けたトーンで問いかけてくる。
以前のローラであれば膝の力が抜けて立ち上がることもできなかったはずだ。だが、過酷な修羅場を幾度も越えてきた今の彼女は違った。
(泣いてる場合じゃない……! 気丈にならないと! 頑張れ、私……!)
ローラは地面の泥を払い、即座に立ち上がった。
「第二区画よ! テロリストの主力は第一区画を目指して進軍中。第三区画への避難は進行ルート上にあるため断念したわ!」
「あそこか。……確かにあそこの防護壁なら安全だ。良い判断だな」
「行くわよ!」
「セレン、降ろしてちょうだい。もう大丈夫だから」
サナエさんが、セレンの背から飛び降りる。
いつまでも守られるだけの存在でいてはいけない――この極限下で、彼女もいつまでもくよくよしている場合でないことを悟る。
生き残るために自分の足で動く。
「サナエさん、歩けますか!?」
「いけるわよ! 助かったわ……セレン、ローラ、ありがとう」
「セレン、武器だ。こいつを使え」
キリヒが背部アタッチメントからロケットランチャーと大口径マグナムライフルを取り出し、渡す。
『本格的な戦場装備ですね。……もっとも、ここは既に戦場ですが。 感謝します。 コンバットスーツがないのは不安要素ですが、背に腹は代えられません』
その時、頭上で空を切り裂くような轟音が響き、先ほどまで旋回していた回転翼機の一機が火を吹いて墜落していった。
『地対空兵器まで持ち込んでいるとは……恐れ入ります。随分と装備の豊富なテロリストですね』
「第一区画の防衛線も相当に荒れているらしい。急いで第二区画へ向かうぞ」
「セレン、奴ら……一体どれだけの数がいるんだ?」
キリヒが、状況把握ためセレンに敵戦力を問う。
『不明です。第二世代ジャガーノートは単なる先発隊に過ぎず、その後にテロリストの歩兵主体となる第二波が展開しています。 現在アーサ・ブカブ治安隊と本格的に交戦中。 敵の規模は少なくとも千を越えています』
「くそっ、ここにきて大規模な人間の部隊の投入か……!」
『ええ。市街地カメラの映像からも確認できます。テロリストとはいえ、その装備水準は正規軍に匹敵します』
「厄介だな。……ローラ、悪いが躊躇するなよ」
キリヒは予備のハンドガンを引き抜き、ローラの手に握らせた。
「……撃ち殺せ、ってこと?」
「ああ。さもなければお前が死ぬ。……俺が先頭に立つ。生き抜くぞ!」
キリヒを先頭に、三人が路地を駆け抜ける。
大型トークンによってなぎ倒された生垣。ロケット砲の直撃で半壊した住宅。ガレキの下から伸びる助けを求める手、響き渡る悲鳴と子供の泣き声、そしてそれらを塗りつぶす怒号と激しい銃声――街全体が、完璧な「市街戦の地獄」と化していた。
やがて三人は、傾斜のあるやや広めの生活道路へと出る。
坂を登り切れば第一区画へと続く主要幹線だが、そこはまさに治安隊とテロリストが正面からぶつかり合う激戦地帯だった。
「厄介な場所に出てきちまったな……『急がば回れ』ってか」
キリヒが舌打ちする。
≪こちら31部隊、キリヒ・ロデュ! 誰か応答できるか!?≫
キリヒが無線を飛ばす。
≪こちら都市防衛隊! 31部隊がこんな激戦区で何をしている! お前たちは第一区画の防衛線へ回されたはずだぞ!≫
≪“最上級クラス”からの緊急保護申請を受理し、救出作戦を遂行中だ!≫
≪なに……!? 状況は? 貴様一人か? ≫
≪戦闘員は俺一人! 対象の“最上級クラス”と従者2名を連れ、第二区画へ避難させている最中だ!≫
≪了解……! 位置データを確認した、そのまま待機しろ!≫
「しばらく物陰に潜むぞ」
キリヒの指示で、三人は壊れた塀の影に身を潜めた。
至近距離で交わされる自動小銃の掃射音。重厚な迫撃砲の着弾音が大地を激しく揺らす。
数分後、コンバットスーツを身に纏った防衛隊員たちが数名、路地へと滑り込んできた。
≪まったく……このクソ忙しい時にとんだお荷物だぜ≫
≪文句なら俺の上司に言ってくれ。で、状況は?≫
スーツ内部の暗号通信のため、サナエ達には、会話は聞き取れない。
≪見ての通りだ。奴らを第一区画へ通すわけにはいかんからな、ここで防衛線を張っている≫
≪人手が圧倒的に足りていないんじゃないか?≫
≪その通りだ。 第一、第三、第四区画すべてに戦力を割かれている! 本来ならお前さんにもこのラインに入ってもらいたいところだが……≫
防衛隊員が、物陰に潜むサナエたちと、大砲を抱えたセレンへ視線をやる。
アーサ・ブカブの治安規則において、最上級クラスの身柄保護はいかなる戦闘ミッションよりも優先される最重要命題だ。
≪わかっているさ。手伝いたのは山々だが、彼女たちの安全な退避場所が先決だ。 もし対象を死なせたら、俺が裁判行きだ≫
≪分かっている……そうだな、この先100メートルに治安隊の『第五分署』がある。あそこなら防壁も厚く、防衛拠点として生き残っている。そこで一旦待機させろ。
……だが、このエリアのテロリストを排除しない限り、通り抜けたところで退路の安全は確保できんぞ≫
≪了解した。案内してくれ≫
キリヒが応じる。
≪……それと、そっちの武装したトークンをできれば戦力として借りたい。 日が沈む前にこのラインをクリアにしたい。 夜間戦闘になったらこちらがさらに不利になる≫
≪あれは、 “最上級クラス”の持ち物で護衛だ。 彼女の許可を取る必要がある≫
≪了解だ。 まずは安全地帯に案内する≫
キリヒが、サナエさん達側に振り返る。
「彼らの案内で、この先の治安隊分署へ向かう。そこでサナエさんたちには一時待機してもらう」
「キリヒ……あなたも戦うの?」
ローラが不安そうに問いかける。
「ああ。このエリアの乱戦を収束させないと、第二区画への安全なルートが開かない」
「そんな……!」
「大丈夫だ。……それに、コンバットスーツも着ていない素人をこれ以上の激戦地に連れて行くわけにはいかないからな」
サナエさんが、力強く首を振る。
「わかったわ。 急ぎましょう!」
激しい砲火の合間を縫い、護衛に囲まれながら裏路地を突き進む。
テロリストの関心は、メインストリートの突破に集中しており、裏路地を移動する小隊への興味は低いようだ。
辿り着いた「治安隊第五分署」は、堅牢な装甲プレートで覆われた巨大な砦のような構造をしていた。
内部へ入ると、室内は混乱の極みにあった。数名のオペレーターが血眼で通信機器にへばりつき、モニターに映るリアルタイムの戦況を書き込んでいる。
ひりつくような緊張感の中、無線からは途切れなく増援要請と悲鳴が響いていた。 デスクで指揮を執っていた管理官らしき男が、こちらに気づいて怒鳴り散らす。
「防衛隊! 何をしている! こんな時にその民間人は何だ!?」
防衛隊員が説明するより早く、キリヒが前に出た。
「31部隊、キリヒ・ロデュだ。 こちらは、最上級クラスのキャミャエル・サナエ博士とその同行者だ!」
「最上級クラス……!? 彼女たちを護衛してここまで来ただと!?」
「治安部の優先規定は知っているな?」
「この土壇場で厄介ごとを持ち込みおって……!」
「俺一人じゃ手が足りなくてね。これで第五分署と都市防衛隊を巻き込めたわけだ」
「相変わらず31部隊はろくな奴がいないな!……ええい、おい! 最上級クラス様をご案内しろ! 最も堅牢な地下区画へ通せ!」
管理者が、部下に指示をだす。
「感謝する。……ローラ、サナエ博士を頼んだぞ」
「ええ、わかったわ」
案内されるまま奥のセーフ・エリアに進もうとする三人。 その背中に、キリヒが呼びかけた。
「それとセレン。……お前の火力を貸してくれ。戦線を手伝って欲しい」
セレンの青いモノアイが静かに旋回し、キリヒを捉える。
『……サナエの直接の指示がなければ応じかねます。彼女の安全確保こそが私の第一優先事項です』
キリヒが、サナエを見つめた。
「キャミャエル博士。 現状、テロリストを押し戻す火力が圧倒的に足りない。 セレンの力が必要だ。 ここが破られれば、避難ルートもろとも完全に孤立する恐れがある。 分署の防護壁の中にいれば君たちは安全だ。セレンを貸してほしい」
サナエは、キリヒの言葉を聞きながらセレンを見つめ、静かに息を吐いた。
「……いいわ。ただし、キリヒ。絶対に生きて戻ってきなさい。あなたは006部隊の不可欠な実行戦力なんだから」
「了解だ」
「セレン、あなたもよ! どんな状況になっても命を捨てないこと。トークンだからなんて理由で引き換えにしようとしたら許さないわよ」
『了解しました』
一団からセレンが抜け、キリヒは側に向かう。 そして分署の出入口へと向かって両名は足を進める。
去り際、キリヒは背中を向けたまま片手を掲げ、セレンは無言で親指を立ててみせた。 どこかの古い戦争映画の真似事だろう。
戦場へと赴く二人。ただ見送ることしかできない二人。
「行ってしまいましたね……」
ローラがぽつりと零す。
「……いつも、送り出してばかり」
そして、諦めにも似た感情を吐露する。
サナエが自分の拳を強く握りしめる。
「私達に戦場は無理よ。 武器だってまともに扱えないんだから。 ……今の私たちにできるのは、あいつらが敵を蹴散らして戻ってくるのを信じて待つことだけ! さぁ行きましょ! 」
二人の切ない祈りを背に受け、兵士とトークンは殺戮の渦中へと踏み出していった。
*
治安分署の出入口では、都市防衛隊の分隊長が待ち構えていた。
「さて、誰の指揮下に入ればいい?」
キリヒが都市防衛隊員へ質問する。
「勝手にやれ。お前のセンスで敵を潰してくれればいい。……独立遊撃扱いだ」
「……なるほど。『最上級クラス』の縛りか」
「察しが良くて助かる。 お前を我が隊の指揮下に入れて最上級クラスに万一のことがあった場合、連帯責任で俺達の首が飛ぶ。
共同戦線という形なら責任は大幅に軽減される。悪く思うなよ」
「難儀なルールだ。……まあ、俺が逆の立場ならそうするか。了解だ」
「……狙撃用レールライフルを回す。トークンには建物上部からの敵狙撃兵および重装甲目標の排除を担当させろ。 キリヒ、お前には我が小隊の戦術データリンクのアクセス権限を与える。 マップの情報で判断して動け。……とのお願いだ」
「了解だ。足を引っ張る気はない」
「それと、トークン用に中型コンバットスーツの増設パーツとスラスターの燃料を用意した。 装着と補充し次第、指定ポイントへ跳んでくれ」
『了解』
「散会!!」
外からは、一層激しさを増した連続砲撃と自動小銃の掃射音が轟いていた。
防衛線を強行突破しようとするテロリストの大群と、それを死守せんとする都市防衛隊・治安部隊の血みどろの激突。
キリヒ達の本格的な市街戦が、幕を開ける。




