第60話 カツアゲ
数多くの作品の中からのアクセスありがとうございます
素人ながら書いておりますので表現などわかりにくい部分もあるかと思いますが、宜しくお願いします
私は高校受験のために勉強を始めた、と書きましたが、やはり勉強は好きではなく、大好きな漫画を描いたり、友達と遊ぶ方を優先していった
もっぱら遊ぶ時はゲーセン
意外にお金のかかる事ばかりで、常にお金への執着を持っていた。
煙草は、近所の店でレジの前に置いてある煙草を万引きしたり、読みたい漫画の単行本があれば販売されている全巻を何十冊も鞄に入れて万引きしたり…
物は万引きなどして手に入れられてもゲーセンでゲームをするお金だけは万引きできる物ではなかった。
前回の煙草の販売機での悪さをしながら煙草と小銭を稼いだり、PSなどのゲームのソフトを売ったり、万引きした大量の本を売りに行ったりと。
当然、中学2年生の時に施設で万引きをして捕まった経験から、同じ店でやればバレるかもしれないということを学んでいるから、色んな店舗を回り尽くした。
そして、とうとう、お金欲しさにひとりでうろうろしている同年代や、少し歳下くらいの子を見つけては、カツアゲをするようになった。
「ちょっと、お前こっち来い!」
と、私は声をかけて
「な、なんですか?」
と来た子の胸ぐらをいきなり掴んで
「お前何調子のってんねん!しばくぞ!」
「しばかれたくなかったら持ってるもん出せや!」
と言って、ポケットから手を出した瞬間に金や、財布を奪って逃げたりしていた。
一度、カツアゲをしている時に、相手の親に見つかったことがあった。
運悪く、その時は自転車のカゴに学校のカバンを入れていた。
相手の親はカバンを見て
「あんた、西中か?」
と言ってきたので
私は、
「南中やけど?」
と言って誤魔化した。
相手の親は
「最近、ここら辺でカツアゲしてる人がいてるって学校でも地域の回覧板などでも噂になってたけど、あんたなん?」
と言ってきた
私はやっべーと思って、ダッシュで逃げた。
そして、そこから数週間は、おとなしくしていた。
学校の昼休みの時だった。
私は職員室から放送で呼び出された
「雨夜君。雨夜君。至急職員室に来て下さい」
私はなんの疑いもなく、職員室に行くと、数名の警察官と、刑事がいた。
教頭先生が
「なんかね。雨夜君に事情を聞きたいから署に来てほしいとのことだ」
と私に言った。
外へ出ると、パトカーが止まっていて、私はそのまま警察官たちにパトカーに乗せられて四條畷警察署まで連れて行かれた
取り調べは、カツアゲの件だった。
刑事は
「コラ!オマエ、カツアゲしとるらしいやんけ!」
私は
「はぁ?してへんわ。」
「しらばっくれても無理やぞ!被害届も出とんねん!」
と刑事。
「知らんもんは、知らんねん!証拠あんのか!」
と、私。
「ほんなら、ちょっと待っとけよ!被害者にオマエかどうか確認してもらうからな」
と、刑事は言って取調室から出ていった
部屋の横には鏡があったが、そこがマジックミラーになっていたのだろう。
そこから被害者の方が私の姿を確認したらしく、程なくして刑事が取調室に戻ってきた。
「被害者がな、オマエや言うてるわ。今のうちに白状して反省しろ。」
と刑事は私に言った
私はもう言い逃れできないと思い、観念して白状した。
この日は取調が終わってから、叔母さんに連絡が行き、叔父さんと、叔母さんが身元引き受け人として迎えに来てくれた。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
続きは不定期に更新していきますが、今後ともよろしくお願い致します
※この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。
一部、暴力的、性的描写、犯罪などの描写がありますので閲覧にはお気をつけ下さい
尚、作品については犯罪を助長するものではありません




