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天涯孤独の微妙なアーティストの物語  作者: あまゆり


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第58話 脱走者たち

数多くの作品の中からのアクセスありがとうございます

素人ながら書いておりますので表現などわかりにくい部分もあるかと思いますが、宜しくお願いします

 中学3年生の夏休みの時期だった

 家で高校受験の参考書を見て勉強してる風に勉強していた(勉強してないから)

 そんな時、家のインターホンが鳴った


「はい」

 と、私は怪訝そうな声を出してインターホンの受話器で応えた


「あ、雨夜くん?なにしてん?」


 と、聞き覚えのある声が受話器の向こうから聞こえてきた


 ん?

 誰だろう?


 私は玄関のドアをガチャリと開けた



 すると、そこには施設で一緒だった尾崎君の姿があった

 他にも城戸崎直人、幹雅也、橋本君の弟の名前忘れた笑

 の、姿があった


 尾崎君は

「みんなで脱走してきてもうた」

 と、私に言った


「マジで?」


 私は半分ワクワクしながら応えた


「雨夜君もおいでーや」

 と、尾崎君に誘われたが、

 煙草やら、なんやらで怒られてばっかりだったのと、高校行く気になってたから


「ごめん。高校行くのに勉強してんねん」


 と、断った。


 尾崎君は


「え?高校行けるん?」


失礼なやっちゃ笑


 私は


「行けるか解らんけどとりあえず勉強してるわ」


 と応えた



 尾崎君は


「どっか寝られそうなところない?」


 と聞いてきた


 そういえば、学校に行く途中に、同じ中学の鈴木君(カラスではない)が住んでた文化住宅があったな

 私はよく学校の行き帰りに、他の生徒にバレないように家の路地裏に入って煙草を吸っていたから知っている場所を教えた。


「今は空き家になってるけど勝手口は何故か鍵が空いてたような。」


 尾崎君に餞別代わりに、貯金していたお金の入った瓶を渡してあげた


「これ、少ないけどなんか飲んだり、お菓子くらいは買えると思うで」


 尾崎君たちは礼を言って自転車でどこかへ行ってしまった


 脱走か…

 懐かしいな

 家に帰らずあてもなくフラフラと自由になれた気がするから旅?的なものが好きだった


 私も行きたいなぁと思ったが、踏ん張って参考書を広げながら漫画の本を読んでいた

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

続きは不定期に更新していきますが、今後ともよろしくお願い致します


※この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。

一部、暴力的、性的描写、犯罪などの描写がありますので閲覧にはお気をつけ下さい

尚、作品については犯罪を助長するものではありません

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