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天涯孤独の微妙なアーティストの物語  作者: あまゆり


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19/20

第19話 煙草

数多くの作品の中からのアクセスありがとうございます

素人ながら書いておりますので表現などわかりにくい部分もあるかと思いますが、宜しくお願いします

小学3年生になり、私も8歳になった。


 クラスが変わったが、2年生から同じクラスで子ども会でも仲の良かった向井一也とは同じクラスだった。



 前話でも出てきたクラスは違うけど、ガキ大将肌の健太郎とは子ども会で仲良くなり、学校が終わってからよく遊ぶようになった。




 学校の帰りのことだった。



 1つ歳下の渡辺こと、通称ワンタンもこの日は一緒だった。



 ワンタンも子ども会のメンバーだ。

 学校の近くにある2号公園のそばの月極駐車場にいたのを覚えてる。


 ↑ん?何だか長ったらしくなったなぁ~。



 公園のそばの月極駐車場でいいか(笑)

 まぁ、

「げっきょく?」

 と読んでいたのは言うまでもありませんが…



 よく駐車場って看板がありますよね?


「月極駐車場につき

 ここでは遊ばないように」

 っていうような


『につき』って言う名前の駐車場多いなぁって子どもの頃よく思ってました

 につき、で切るなよっ!

 大阪なのでモータープールもあったな


 あ、話が脱線しましたが…。


 ワンタンが健太郎に言われて近くのたばこ屋さんに煙草を買いに行った。


 初めて自分たちで買った煙草はなんでか知らんが、



『峰』


 銀色の箱だった。


 今は売ってない…




 何故、煙草を吸うことになったのか…


 学校で見た、はだしのゲンだったか戦争の映画で、子どもたちがアメリカ兵からくすねた煙草を吸っていたから興味を持ったんだと思う。



 煙草を買ったのはいいが火を点けるものがないことに気付いた私たちは再び煙草屋に走った。

 ライターではなく、何故かマッチ箱を買った。


 月極駐車場に戻ると、さっそく吸ってみる。


 が…、思うように火が点かない。



 ここでワンタンが気付いた。



「そういえばオトンは口にくわえてから火点けてたでぇ。」



 そう言うとワンタンは火を点け、一気に息を吸い込んだ。



「ゲホゲホッ」



 涙目になりながらワンタンは咽せた。




 煙草は肺に入れて吸うとは知らなかったが、口の中でお茶の苦味みたいな葉っぱの味のような、変な味にしか私には感じなかった。



 月極駐車場の車に隠れて煙を燻らせた。



 バレないかなぁ?なんてドキドキしながら帰ったのを覚えている。




 煙草を吸ったことを向井君に話すと、



「煙草って吸ったらすぐバレるで!」



 と言われた。



 私は


「なんで?」


 と向井君に聞いた。



 向井君は



「煙草って吸ったらタンが黒くなるから吸ってたらすぐ解るんやで。」


 と答えた。




 その日から私は怖くなって煙草を吸うのを辞めた。


 再び中学生になってから吸うとは、この時は思いもしなかったけど…

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

続きは不定期に更新していきますが、今後ともよろしくお願い致します


※この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。

一部、暴力的、性的描写、犯罪などの描写がありますので閲覧にはお気をつけ下さい

尚、作品については犯罪を助長するものではありません

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