第12話 交通事故
数多くの作品の中からのアクセスありがとうございます
素人ながら書いておりますので表現などわかりにくい部分もあるかと思いますが、宜しくお願いします
親父が入院中、こっぴどく道子おばちゃんに怒られた。
何が原因だったかは覚えてないけど。
「お前みたいな子は外にいてなさい。帰ってこんでいい。」
と言われて部屋の窓から裏の空き地に放り出された。
どれくらいの時間だったか知らないけど蚊に刺されて、寂しさとで泣きじゃくってた。
次の日起きると身体がだるくて熱を計ると熱があり、病院に行くとおたふく風邪だった。
ほっぺたのあたりが腫れてたみたい。
交通事故に遭ったのもこの頃だった。
恵比寿の交差点の横断歩道を渡った時だった。
私が信号を渡り始めた時に歩行者信号は赤に変わる頃だった。
横断歩道の向こうには秀吉兄ちゃんがいて
「早く渡ってこいよ。」
と言っていたので渡ったのだ。
交差点の横断歩道を渡りきる瞬間だった。
横から車が発進して私ははねられてしまった。
幸い、赤信号から車が発進するところでスピードはなかった。
運転手は ボンネットで身長の低かった私が見えなかったのだろう。
慌てて運転手さんが降りてくると
「僕、大丈夫か?」
私は何が起きたか解らなかったが、擦りむいた痛みで泣いていた。
「念のため病院行こうか?」
と、私を助手席に乗せて病院へ走ってくれた。
擦り傷打撲だけだったことで安心しして運転手の人は私を文化住宅にいる道子おばちゃんのもとへ返した。
「どうも、すいません。」
と、お菓子を道子おばちゃんに渡しながら運転手さんは謝った。
道子おばちゃんも
「いえいえ。この子も飛び出したんちゃいますか?幸いなんもなくて良かった。」
と何事もなかったかのように話は終わった。
昭和ってこんな時代だったなぁw
今では考えられないけどw
大人になってから秀吉兄ちゃんに話を聞くと、
「あの時俺が呼んだから事故起きたんや。」
と、責任を感じていたらしい。
さらに秀吉兄ちゃんは怖くなって逃げていたらしいw
お金じゃなくて、身体が無事やったなら不幸中の幸いや!
そんな時代。
事故をしたら警察が当たり前なのでこんな出来事はあってはならないけれど、なんだか温かみを感じる。
それが人間のあるべき姿なんじゃなかったかな?と今は懐かしく思います。
ですが、今でも顎の下に傷跡と、唇の下の辺りは青くなった事故の傷は残っていますがw
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
続きは不定期に更新していきますが、今後ともよろしくお願い致します
※この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。
一部、暴力的、性的描写、犯罪などの描写がありますので閲覧にはお気をつけ下さい
尚、作品については犯罪を助長するものではありません




