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天涯孤独の微妙なアーティストの物語  作者: あまゆり


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第11話 自転車

数多くの作品の中からのアクセスありがとうございます

素人ながら書いておりますので表現などわかりにくい部分もあるかと思いますが、宜しくお願いします

前回の、「Bダッシュ」 でも書きましたが、親父は肝臓を悪くして入院した。


親父が入院中は、親父のお姉さんの夫婦が面倒を見てくれてた。



親父のお姉さんは道子おばちゃん。


道子おばちゃんの、旦那さんがれっちゃんのおっちゃん。


前回も説明しましたが、従兄弟にあたる子どもが 2つ上の秀吉兄ちゃん。

4つ上の康弘兄ちゃん。



そんな4人が住む文化住宅に私が預けられることになった。


康弘兄ちゃんは優しい感じ。秀吉兄ちゃんはどちらかというと意地悪するタイプで、兄弟喧嘩をしても秀吉兄ちゃんが康弘兄ちゃんを泣かせてしまうくらいだった。


家ではもっぱらファミコンだった。


コントローラーは2つしかないからやはり私の出番はない…




文化住宅の1階だったんだけど、裏は空き地。

風呂はなかったから銭湯に行った。


銭湯に行くときに前回恐喝に遭ったトンネルをくぐっていく。


トンネルでは声が良く響き、帰り道によく口笛を吹いていた。


「口笛を夜に吹くと蛇が出るぞ!」


とよく言われたもんだ。


銭湯には毎日は行かなかったので、銭湯に行かない日はキッチンからホースを繋ぎ、玄関先でフルチンの水浴び。


そんな時、秀吉兄ちゃんが3人でジャンケンしようと言い出した。


「負けた奴は、道路の向こうの電柱にデンして戻ってくること。」



デン、とはタッチしてくるという意味。


2人の兄ちゃんは口裏を合わせて私が負けるように仕向けた。


そんなことを知らない私はジャンケンに負けてフルチンで電柱まで走ってタッチする羽目になった。


ジャンケンする度に私が負けてたから…

最終的には半べそかきながら電柱まで走った笑


自転車の補助輪なしの練習をしたのもこの頃だったのかな?もう少し前だったかもしれないが。


ママチャリしかなかったので1年生の私には大きかったが、文化住宅の裏の空き地で陽が沈むまで 練習した。


この時、転んだ時にペダルが左膝の横にペダルがぶつかって骨が見えるくらいの怪我をした。

今でも傷跡が薄らあります


れっちゃんのおっちゃんが私に


「よし!おまえも自転車乗れるようなったし、自転車プレゼントしたるわ。かっこえぇで。」


と言って自転車をプレゼントしてくれた。


当時流行っていたのかは知らないけど、サドルの前くらいに変則6段階が付いているスポーツタイプのものだった。


1年生の私には少し大きかったが初めての自転車でめちゃくちゃ嬉しかった。


長田君にチクられたウルトラマンの自転車を思い出す…


実はウルトラマンの自転車を捨ててこいと言われた私は捨てるのがもったいなくて十日戎で有名な戎神社が近くだったこともあり境内に自転車を隠しては、時々乗っていた。


親父に酒のおつかいを頼まれた時も目を盗んでは乗っていた。


自転車に乗って酒を買いに行き、あたかも走っていったように見せかけて


「はぁ。はぁ。父ちゃん。買ってくるの早かったやろう?」


と言って褒めてもらおうとした。



すると親父は


「悪いな。もう1本買ってきてくれや。」


と言って私に小銭を渡した。



私は褒められたと思って早速隠してある自転車の方へ向かって買いに出た。


自転車に乗ろうとした瞬間だった!



「お前なにしてんねん!まだ捨ててへんかったんかぁ!」




親父の鋭い声が飛んできてボコボコにされたのは言うまでもない


私は、自転車がずっと欲しかった。


だかられっちゃんのおっちゃんがくれた自転車は本当に嬉しかった。


ただ…自転車を私に渡す時に、れっちゃんのおっちゃんは自転車のシールを剥がしていた。


「あ、そうや。これは剥がしとこう。ブサイクやからな。」



当時は解らなかったが、それは防犯登録シールというものらしかった。


恐らくれっちゃんのおっちゃんもどこかから拾ってきたやつを直して私にプレゼントしてくれたに違いない

絶対に、絶対に真似しないでね…

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

続きは不定期に更新していきますが、今後ともよろしくお願い致します


※この物語に出てくる登場人物は本人を除いて一部の人は仮名で表現しております。

一部、暴力的、性的描写、犯罪などの描写がありますので閲覧にはお気をつけ下さい

尚、作品については犯罪を助長するものではありません

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