第二十七話 決着の時
─進め、進んだ者こそが、勝者だ
あぁ、俺には…こうするしかできない…
???「我々も共に行こう」
レイン「…誰」
ルイス「…遅せぇんだよ、カイル」
カイル「…私は調査団団長カイル」
モンド「おうおう!野郎ども!!奴ら殺すんだろ?手伝うぜ?」
モド「…モンド、落ち着きなさいよ貴方は」
ルーラ「皆、宜しくね♪」
ライズ「…調査団の…皆さんが…」
世界は残酷だ
そして、驚くほど美しい
その片鱗こそ、この「調査団」である
この世は血に濡れた大地であり
その発端は人間である
誰かが死ななければ世界は回らない
世界がそうしてきたように
そして、カイルたちがしてきたように
カイル「…レインら第13代目訓練兵を、正式に調査団へ配属を決定する」
ルイス「…足手まといなら俺が殺す」
カイル「…ルイス、やめろ」
ルイス「…ちっ」
ガキン
シュゥゥゥ
ライズ、レインで奴の巨人を討伐
レイン「ライズ!右を頼む!!」
ライズ「任せて!!」
キィィィィィィィン
ドォォォォォォォン
ライズ「レイン!!そのままうなじまで登って!!」
─分かっ…た…!!
ルイス、ロッドで他二人の制圧
ルイス「くれぐれも足を引っ張るなよ、ロッド」
ロッド「わかるわ!!」
そのほか隊員らはライズ、レインについて確実に奴を撃滅せよ
モンド「レイン!援護は任せろ!!」
モド「私も援護に行く!!頼って!!」
ライズ「援護助かります!!」
モド「良いから前を向いて!!今は目の前の敵に!!」
ライズ「はい!!」
──
ルーラ「ルイス兵長!援護に来ました!」
ルイス「遅ぇぞルーラ!!」
これは、我々イゾラ州民が勝つための
重要な一歩となる
くれぐれも失態はおかすな
─了解!!
イザベル「…くそっ!早すぎるだろ…!!」
アリー「…あれをやるしかない」
キィン
アリー「…っ!!」
アリー「…嫌だ…やりたくない…」
アリー「…愛する仲間を…手にかけれない…」
アリー「もう誰か…私を殺して…!!」
イザベル「アリー!!」
イザベル「これは俺たちが始めた物語だ!!」
イザベル「俺たちがこの世界を地獄に変えた!!」
イザベル「とどめを刺して楽にさせてやらなきゃいけないんだ!!」
アリー「それが本当に救いになると思ってるの!?」
アリー「私はもうごめんなの…!!」
アリー「そんなに戦争がしたいなら…私を巻き込まないで…!!」
アリー「私は…もう誰も…人を殺したくない…」
ルイス「…ふん!!」
グサァ
イザベル「ごはっ!!」
ルイス「…とどめだ」
アリー「イザベル!!」
ドカッ
ルイス「…くっ…!」
ルイス「…まるで手応えがない…!」
ルイス「あれも…巨人化の力なのか…!!」
イザベル「…アリー!!あれをやるぞ!!」
アリー「…あれを…やる…?」
アリー「…嫌…だよ…そんなの…あんまりだよ…」
イザベル「俺らの目的は!!この地獄を終わらせる事なんだ!!」
イザベル「感情を殺せ!!アリー!!」
アリー「…了…解…!!」
ロッド「…あれ…?」
ルーラ「…まさか…!!!」
ルイス「っ!!」
ルーラ「兵長!!逃げて!!」
キィィィィィィィン
アリー「…ごめんなさい…!!」
ドォォォォォォォン
次回 イゾラ州での、最後の戦い




