第十二話 初めての装備支給
教官「全員集合!!」
教官「貴様らに今日装備を支給する!!くれぐれも、壊さないよう!!気をつけろ!!」
レイン「…教官、この装置は何なんですか」
教官「対格闘用装置「フレアファイト」だ」
対 格闘用装置
遥か昔、スぺランザ島マリア区にて生まれた
対フレイズ族の武器として開発された装置
北東沖に浮かぶ島から流れ着いた「立体〇動装置」をバラして開発された
トリガーを引くとワイヤーが射出
ガスではなくほとんどワイヤーの巻取りの力で作動する
見た目は「進〇の〇人」に似ている
レイン「…重っ!」
ランザ「…でも、なんでだろう…しっくりくるというか」
スベラル「…凄い、これなら奴らも…」
サラ「…これ、ガス使わなくても使えるんですか?」
教官「惜しいな、ブラウン」
教官「ガスタンクがあるな」
教官「これで射出、あとはワイヤーの巻取りの力とタービンで加速する」
教官「加速にはこのタービンを使用する」
教官「このタービンにガスを噴射し、飛んだ際の風によってタービンが回転」
教官「この後ろのパイプから出てくる」
教官「そのため、立体〇動装置にはない「キュィィィィン、パシュゥン」という音が鳴る」
教官「他では「悪魔の咆哮」と呼ばれている」
教官「これは、北東沖に浮かぶ島「パ〇ディ島」からの技術支援により」
教官「スぺランザ島にて分解・独自開発された戦闘兵器だ」
レイン「…パ〇ディ島って…あの…?」
ランザ「…凄い…あのパ〇ディ島から…」
教官「まず、上のこのトリガー一回押しでワイヤー射出」
教官「もう一度押してワイヤー巻取りだ」
教官「下のトリガーはガス噴射だ」
教官「この出っ張ったトリガーでブレード交換」
教官「ブレードは5本収納可能だ」
イザベル「…」
アナベル「…」
アリー「…あ、取れた」
レイン「うえっ!?おまっ!!」
ランザ「すごぉい!この繋がってるやつ取れるんだぁ!」
教官「取れるわけないだろうが!!今すぐ修理する!!」
アリー「…?」
教官「…この装置の訓練は明日行う!!各自休息を怠るな!!」
ロッド「すっげぇぇぇ!!かっけえ!!」
スベラル「…うるさい」
イザベル「…厄介な事になりやがった…」
レイン「イザベル?なんか言ったか?」
イザベル「ん、あぁ…何でもねえ」
レイン「そうか、それなら良いんだけど」
アナベル「…イザベル」
イザベル「…あぁ、分かってる…アナベル…」
アリー「…ちっ」
食堂
レイン「今日のも美味えなぁ」
ランザ「ご飯美味しいぃ!」
ロッド「おいサラ!それ俺の!」
サラ「んんん!!!!これは私のだぁぁぁぁぁ!!!!」
アナベル「皆…汚いよ…」
イザベル「…おいアナベル、ちょっといいか」
アナベル「…あぁ」
レイン「お?なんだ?糞か?トイレならそこ右に曲がってすぐだぞ?」
イザベル「おう、ありがとな」
レイン「ん~、あいつら二人ともトイレか」
ランザ「ちょ、ちょっとレイン!ご飯中におトイレの話しないでよぉ!!」
レイン「ん、あぁすまねえな」
サラ「…なんか、あの二人怪しいです」
ロッド「お、サラが敬語になった」
アリー「…つまり、あの二人、何かあるの?」
レイン「サラが敬語になるなら何か気になる事がある時だもんなぁ」
サラ「…いえ、そういうわけじゃないんですけどね」
レイン「あっ!ランザ!それ俺の肉!」
ランザ「ふえっ!?ご、ごめぇん!!分からなくて食べちゃったぁ…」
アリー「…はい、これ…私の肉」
レイン「…いや、良いよ」
アリー「…でも」
レイン「アリーも楽しみにしてたんだろ?食えよ」
アリー「…うん」
数分後
イザベル「…すまん、トイレが長引いちまって」
レイン「おう!こっち来いよ!一緒に食おうぜ!」
アナベル「…あぁ」
イザベル「…うおっ!?この肉美味っ!」
アナベル「どういう料理方法なんだろう…」
アリー「…これと食べたら美味しいよ」
イザベル「マジか!サンキュー!」
イザベル「ぶふぉぉぉぉぉ!!!!!」
レイン「うおっ!?きったな!!!」
アリー「…あ、これ海苔の佃煮じゃなくて苔だった」
イザベル「なんちゅうもん食わせてんだこの」
──
アリー「…イザベル、アナベル」
イザベル「…あぁ」
アナベル「…あぁ」
レイン「おっ!?なんだなんだ!?お前らこの後どっか行くのか?」
イザベル「あぁ、少しな」
アナベル「…訓練しないと、みんなに追いつけないからさ」
レイン「俺も訓練する!」
イザベル「すまんなレイン」
アナベル「…二対一を想定した対人格闘をしたいから」
アリー「…早く寝て」
レイン「そ、そうか…?」
レイン「それなら仕方ないか…」
イザベル「すまん、レイン」
レイン「まいいや、頑張れよ!」
イザベル「おう!」
ランザ「あっ!アリー!これ上げる!」
アリー「…これは」
ランザ「お守りだよ!怪我しないための!」
アリー「…ありがと、大事にする」
ランザ「えへへ…///うん…!!」
誰も知らないだろう
今、ここで行われている
人類史最大規模の
殺戮計画が企てられている事を
次回 誓い




