第十四話 誓い
ランザ「お肉!お肉!!」
アナベル「…野菜も食べないと…」
ロッド「俺もその肉くれよ!!」
イザベル「おいおいはしゃぐなよ…」
ガッシャァン
イザベル「!?」
コツン…コツン…
ガチャッ…
教官「…今の音はなんだ」
ランザ「教官!!ナルシストが脛を抱えて悶えてます!」
教官「罰が当たったのだ」
教官「良いか、訓練を怠るやつは注意を怠る」
教官「日常生活でも注意を怠らぬ者は訓練を怠らん」
教官「貴様がふざけたことをして訓練を怠るからこうなるのだ」
イディオ「…いってぇぇ…」
レイン「ざまあ」
イディオ「レインてめぇ…!!」
教官「イディオ、その手をどうする気だ」
イディオ「っ…これは、その…」
教官「良いか、拳を簡単に出すな」
教官「拳を出せば、それは宣戦布告と同じだ」
教官「貴様には殴られる覚悟があるのか」
教官「貴様には奪われる覚悟があるのか」
イディオ「…ない、です…」
教官「暴力振るいし者、振るわれる覚悟あり」
教官「イゾラ州に古くから伝わることわざだ」
教官「…二度と浅はかな態度で拳を出すな」
教官「虫唾が走る」
バタンッ
レイン「…教官…」
アリー「…暴力振るいし者…振るわれる覚悟…あり…」
イザベル「…っ」
ロッド「おっ?どうしたイザベル」
ロッド「肉食べねえのか?」
アナベル「…っ」
イザベル「…そんなの…分かってるんだよ…分かってて…やめられないんだよ…」
ランザ「大丈夫…?疲れてる…?」
イザベル「…あ、いや…こっちの話だ…」
アナベル「そ、そうだよ、イザベルは疲れてるんだ」
アナベル「もう寝よう、イザベル」
イザベル「…あ、あぁ…」
アリー「…レイン、どうしたの」
レイン「…俺はここで誓う」
レイン「…何十年、何百年経とうと」
レイン「…それが例え途方もない旅路でも」
レイン「俺は、敵を駆逐する…それが…この世に生まれた俺への…唯一の贖罪だ」
アリー「…っ!」
ランザ「アリーどうしたの?」
アリー「…あ、いや…少しぼーっとしてて…」
アリー「…もう、寝るね」
ランザ「うん!おやすみなさぁい!!」
アリー「…うん、おやすみ」
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