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          4 通路

 ダンジョンとダンジョンを繋ぐ通路の扉が開いた。2人が入るとアレンが扉を閉めた。片方が開いているともう片方が開かないそうだ。

             4  通路


 ダンジョンとダンジョンを繋ぐ通路は開いた。真っすぐに続く通路だった。アレンとマリエールは通路に入ってアレンは入口を閉めた。アレンは、

「通路は出入口は同時に開かないことになっているのさ。開けたら閉める、常識だろ。それから通路にはそこを通る資格があるかの試練があるようだ。油断せずに行こう。」

どうやら通路のことはアレンに任せた方がいいようだ。しばらく進むと魔獣がいた。オーガだ。オーガの群れだ。ここを通すまいとしっかりとガードしている。2人は防御魔法で身を固めて持てる力をつぎ込んだ。アイスクルランス、ファイアランス、ウィンドウカッター、貫通魔法---------------。結局何が効いたか判らないままオーガ達を倒せた。オーガ達を倒すと扉が開いた。マリエールははたと迷う。オーガ達の後ろにも通路はある新しい通路もできた。どちらに行くのが正解か。アレンが、

「新しく開いた通路に行くのが正解だよ。真っすぐに行くと行き止まりさ。こういった場合の定番だろ。」

知るかそんなことと思ったが口は出さなった。まぁわざわざ通路ができたのにそれを利用しない手はないと思うけど。マリエールは、

「それでは先に進みましょう。」

と言った。

 アレンとマリエールの身代わりのアンドロイド達はつつがなく役目を果たしていた。マリエールの側近の女巨人は、マリエール役のアンドロイドに、

「マリエール様は婚約してすっかりお嬢様になられましたね。」

女巨人の馬鹿にした言い回しにも腹を立てず、

「私は昔からお嬢様よ。それ以外の何に見えたのかしら。」

女巨人は、

「私は昔からマリエール様をお嬢様と思ってましたわ。断じて跳ねっ返りなんて思ってませんでした。」

つまり跳ねっ返りと思っていたということだ。

 一方アレンは禁書庫で本借りて読み耽っていた。アレンの側近は、

「アレン様、ダンジョンの書物ばかりでございますね。やはり将来はダンジョン探索を目指すおつもりですか。」

将来ではなく今やっているのだが、アレンは、

「そうなんだ。ダンジョンって不思議の塊だよね。きみも何か私に助言をくれないか。」

側近は少し考えて、

「これは祖父から聞いた伝説の様な話しなのですけど、どのダンジョンも最下層は全て同じで一つのダンジョンをクリアーしたら更にその奥があることの繰り返しで奥に行くには通路を抜ける必要があるそうです。まだ誰もどのダンジョンもクリアーしてないのにどうして知っているのでしょうね。」

アレンは微笑みながらありがとうと言った。そしてアレンはきっとそういう構造になっているのだと思った。

 アレン達は新しく開いた通路を進んだ。ゴブリンの軍勢だ。防護柵で行く手を阻む陣形で矢を射掛けて来る。厄介な敵だ。フライで上空から攻撃するにせよ天井は低い射程距離内だ。ファイアボールやファイアランスで防護柵を焼くしかない。アレンとマリエールはファイアボールやファイアランスで防護柵を焼いた。

 最初の相手はオーガだ。持てる力を全て使った。何が効いたか判らない。新しい通路が開いた。新しく通路が開けばそちらを使うのが常識だそうだ。

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