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          13 依頼

 盗賊達を討伐するにも許可がいる。盗賊と言えども人間だ。無闇に殺してもいいはずがない。店主の許可を得た。討伐の開始だ。

            13  依頼


 盗賊団は約20名、後尾の馬車の御者も盗賊団の一味だった。御者に上手く紛れ込んでわざと故障を演じたのだ。御者は馬車を置いて盗賊団の方へ行ってしまった。アレンにとっては盗賊団の20名

ぐらいわけはない。護衛依頼を受ける時盗賊達の扱いについて聞いた。できれば捕獲することが望ましいが討伐しても問題ないとのことだった。20名の盗賊団捕獲するのは難しい。アレンはマリエールに依頼主に盗賊達の討伐の許可をとって欲しいと念話した。マリエールは店主に、

「依頼主様、私の相棒が盗賊達の討伐の許可を求めていますがご許可頂けますでしょうか。」

店主は、

「勿論です。そのために護衛をお願いしました。」

マリエールは店主の許可が出たことを念話で伝えた。盗賊達は降伏するならば命は助けてやると降伏勧告している。アレンは、

「降伏はできない。戦うだけだ。命の惜しい奴は今すぐに走って逃げろ。いらない奴はかかって来い。」

とたんかをきった。一斉にかかってきたら被害があったかも知れない。しかしかかってきたのは7、8人である。簡単にウィンドウカッターで仕留めた。残った者もウィンドウカッターで仕留め全部収納した。

 後尾の馬車は故障してなかった。店員が御者を務めることになって馬車は進んだ。

 野営地に着いた。マリエールはバリアを張り外からの侵入を防いでいる。10人の盗賊達の襲撃があった。バリアで防がれているところをアレンが収納した。

 翌日目的地まで着いた。店主に完了届けにサインしてもらい依頼が完了した。

 今回の任務中、マリエールは奇妙な話しを店主から聞いた。ダンジョンの奥の深層から来る男の話しだ。何でもダンジョンの深層には宮殿があって美しく着飾った乙姫様がいて様々な美しい生き物の舞い踊りや豪華な食事で歓待してくれるらしい。ダンジョンにも龍宮城があるようだ。語った男はダンジョンで取れるものを売って地上の情報を探ったり必要な物を仕入れるらしい。マリエールは店主の話しをどこまで信じていいか判らないがダンジョンには何らかの意思が作用していることは間違いないだろう。

 2人は冒険者ギルドにより依頼達成の報告をして報酬を受け取った。

 最下層のダンジョンから新しいダンジョンまで着いた2人はダンジョン攻略を始めた。いきなり難関ダンジョンではなく始めはゴブリンやフォックスである。ただ気になるのが魔獣が強化されており連携が取れていることだ。ダンジョンは何らかの意思によって動いている。

 オークの層だ。オークもやり難い。連携して攻撃してくる。休む隙は与えてくれないようだ。取り囲もうとしているらしい。アレンはマリエールと背中合わせになって攻撃を凌ぐ。2人の使う魔法は主にウィンドウカッター、大技は使えない。一斉に飛びかかるのを辛うじて止めている。一匹一匹仕留める緊張感がある。数が減ってようやく趨勢が動いた。ようやく大技が使える。

「アイスクルランス」

やっと10層を越えた。

 新しいダンジョンの魔獣は強化種だ。力も強く知恵もある。連携をとって一斉に飛びかかろうとするオークを辛うじて止める。

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