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        12 最下層の通路

 2人はダンジョン最下層から他のダンジョンへの通路に入った。オーガ、ゴブリンを倒しアンデッドの群れをマリエールが詠唱を唱えて魔法で仕留めた。

          12  最下層の通路


 新たらしい通路を2人は進んだ。ゴブリンの陣地だ。今度の防護柵は金属製だ。ファイアでは焼けない。2人は考えた。マリエールは、

「詠唱で強化したアイスクルランスを放ってみるわ。柵が壊せるかも知れない。」

アレンも賛成した。マリエールは詠唱を始めた。

「天にまします我らが父よ。我が願いを叶えたまえ。目の前の防護柵を破壊するため風と水と闇の魔法を付与した氷の槍を授けたまえ。アイスクルランス。」

大量の氷の槍が防護柵を破壊しゴブリンの陣地に突き刺さった。アレンは、

「壊れた防護柵を通り抜けてゴブリンの陣営に攻め込むぞ。」

と叫んだ。ゴブリンからの矢の攻撃は僅かだった。ゴブリンキングは容易く倒せた。新たな道が開いた。

 新たな道を進むと予想通りアンデッドの群れがいた。物凄い量だ。とても個別に神聖魔法で対応しきれる量ではない。マリエールが、

「詠唱で魔法を放つわ。その方が早いでしょう。」

アレンは「判った。」と言った。マリエールは詠唱を唱え始めた。

「天にまします我らが父よ。願わくば我が願いを叶えたまえ。今我らの前に立つアンデッドの群れを火と水と風と光の魔法を付与した神聖魔法で滅ぼしたまえ。ホーリーライト。」

神聖な光によって数多のアンデッドの群れが消えた。残ったアンデッドも消え去った。アレンは、

「これって聖女の持つ魔獣殲滅の魔法じゃないか。」

もしそうならマリエールは強力な対魔獣用の武器を手にしたことになる。マリエールは、

「今度魔獣にも試してみる。」

と言った。

 通路の終点に着き扉を開けてダンジョンに入った。転移陣を設置した。

 その頃公爵家の洞穴にあるダンジョンにいたマリエールのアンドロイドもダンジョンの最下層まで至り通路を渡って新しいダンジョンを攻略中である。冒険者になったアンドロイド達もダンジョンを攻略しながら時々冒険者ギルドに来て換金している。一般の依頼も時々受けている。ペナルティうんぬんを言った受付嬢は今いない。アンドロイド達には朗報だ。ワイバーンの依頼のような煩わしい依頼はもうごめんだ。何か受けてもいいような依頼があれば受けようと思い依頼票を見た。商隊の護衛依頼があった。明日が出発日なのにまだ張り出してあるということは受け難い依頼なのだろうかと思って読んだ。Cランク以上の割に依頼料が安い。女性冒険者がいることも引き受け難い理由だ。後食事は冒険者持ちというのも難がある。アンドロイドにはありがたい話しだけど。早速依頼を受けた。

 約束の時間に出向くと理由が判った。商隊と言う割に馬車が少ない。馬車が3台だけだ。しかも一台には女子どもまでいる。女性冒険者が必要なわけだ。マリエールで良かった。マリエールなら優しくて綺麗なお姉さんだろう。アレンは先頭の御者席にマリエールは間の馬車で家族と一緒だ。マリエールは家族と打ち解けている。道中何もなければよいのだが。

 問題は出発した午後に起こった。後尾の馬車が車輪のトラブルで止まってしまった。修理中に盗賊団の来襲だ。

 冒険者をしているアンドロイド2体は護衛依頼を受けた。女性冒険者がいることと言う引き受ける者が少ない依頼だ。

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