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帰り火の洞窟 ~役立たずと追放された少女、拾った洞窟を仲間たちの帰る場所にします~  作者: Rastarock
王冠と三つ火

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炉還りは広場の戦列へ加わります

 オーガの視線が自分へ止まった瞬間、レオンは手綱を引きながら広場の右端へバルトを向けた。


 濁った黄色の目がこちらを追い、大槌の先までゆっくり動いたことで、盾列の中央にいた騎士が声を張り上げる。


「新しく来た馬は広場へ残すな、右の治療所まで下げてからすぐ戻ってこい!」


「俺はB級冒険者のレオンだ、戻ったら空いている位置を教えてくれ!」


 名乗っている間にも、オーガは騎士たちへ向き直って大槌を振り上げた。前列の大盾が二枚重なり、振り下ろされた槌頭を斜めに受けた途端、石畳へ靴底を擦る音が続けて響く。二人が後ろへ押された場所へ、すぐ後列の盾兵が肩を入れて隙間を埋め、長槍が左右から巨体の腹と腿へ伸びた。


 レオンはそこまで見てから、広場の外へ続く右の通りへバルトを走らせた。治療所と呼ばれていたのは、広場沿いの商家を開け放って作った臨時の救護所だった。軒下には血のついた布と水桶が並び、建物の裏では鞍をつけた馬が五頭ほど壁際へ集められている。


 腕へ包帯を巻いた兵士がこちらへ走ってきたので、レオンは降りるより先に手綱を渡した。


「こいつは戦馬として連れてきた馬じゃないから、音で怯えても無理に押さえ込まず、広場から離して待たせてくれ!」


「ここから先へは絶対に出さないから、あんたは早く広場へ戻ってくれ!」


 レオンが鞍から降りると、バルトは広場の方へ耳を向けたまま鼻を鳴らした。首筋を一度叩き、レオンは腰の《飛刃剣》を抜いて元の通りへ走る。


「ここまで運んでくれれば十分働いたから、終わったら迎えに来るまでしばらくここで待ってろ!」


 返事の代わりに蹄が石畳を一度鳴らしたが、レオンは振り返らなかった。


     ◇


 広場へ戻るまでのわずかな間にも、戦列は同じ場所を保っていた。ただし、さっき雷を受けた右肩へ新しい槍傷が増え、オーガの足元には血が広がっている。騎士側でも前列の一人が下がり、代わりに後ろから新しい大盾が入っていた。


 先ほど声を掛けてきた騎士は、盾列の少し後ろから全体を見ていた。兜の頬当てに血が飛んでいるが、自分のものかどうかまではレオンには分からない。


「レオンだったな、左へ回ってくれ。正面は俺たちが止めるから、槍の前へは入るな!」


「左から向きを変えるように動くから、魔術師が撃たない射線だけ先に教えてくれ!」


「あんたが入る左側へ魔術は撃たせないから、そこからなら俺たちの後ろへ回らない限り巻き込まれん!」


 射線と自分の入る場所が分かれば、これ以上の打ち合わせを続ける必要はなかった。


 レオンは全身に《身体強化》を施し、盾列の左端から大きく外へ出る。オーガとの間にはまだ二十歩近い距離があり、大槌をどれだけ長く持っていても一振りでは届かない。


 剣へ魔力を流すと、白魔鋼を通った淡い光が刃の縁へ集まった。最初に狙ったのは、騎士たちからこちらへ向きかけたオーガの顔だった。


 横へ振り抜いた剣の先から細い斬撃が走り、オーガの目元へ向かう。オーガは身体ごと避けようとせず、大槌の太い柄を持ち上げて顔の前へ立てた。斬撃が硬い木と鉄帯へ当たり、表面を斜めに削って消える。


 顔を守るため大槌が上がった瞬間、正面の盾の隙間から二本の槍が伸びた。一方は左腿にすでに開いていた傷へ入り、もう一方は脇腹を浅く裂く。オーガが槍を払おうと大槌を下げるより早く、前列の盾が一歩だけ詰めて穂先を引かせた。


 槍が引き戻されるのを見届ける前に、レオンはもう一度剣へ魔力を流した。


 次は傷の増えている左脚を狙い、膝へ向けて剣を斜めに振り抜いた。オーガは大槌を低く構えて受けようとしたが、顔の前から足元まで同じ太い武器で覆えるわけではない。飛んだ斬撃は槌頭の端へ当たり、そのまま少し逸れて膝の外側を切った。


 膝の外側へ新しい傷が開いたことで、オーガの左脚が一瞬だけ深く沈んだ。


「今できた傷へ槍を集めて、倒しきれなくても左脚だけはまともに使わせるな!」


 隊長格の騎士が傷を指して叫ぶと、それまで胸や腹も狙っていた前列の動きが変わった。大盾は無理に前へ押さず、オーガが踏み込むたび正面だけを塞ぐ。その脇から伸びる槍は胸や腹を狙わず、傷の増えた左腿と膝へ集中するようになった。


 オーガも同じ場所を何度も刺されるままではいなかった。大槌を横へ寝かせ、太い柄を身体の前へ置いたまま半身になる。レオンが顔へ飛ばした三発目の斬撃は槌頭へ当たり、続けて肩へ狙った四発目も、振り戻された柄の鉄帯に受け止められた。


 その代わり、正面へ向けられる槌頭の位置が低くなった。


 三人の魔術師のうち一人が杖を上げ、短い雷をオーガの右胸へ走らせた。光が巨体の皮膚を弾けさせ、焼けた臭いが広場の血臭へ混じる。


 右胸を焼かれたオーガが、広場の建物へ反響するほど低い声で吠えた。


 大槌を防御へ回せば騎士たちの攻撃が入り、正面を払おうと振ればレオンから斬撃が飛んでくる。だが、傷は確実に増えているのに、巨体の動きはなかなか鈍らなかった。むしろ、何度か同じやり取りを繰り返したあと、オーガの黄色い目がレオンへ長く向いた。


 次に顔へ斬撃を飛ばした時、オーガは大槌を持ち上げなかった。大槌を上げる代わりに身体を捻り、厚い左肩を斬撃の正面へ押し出して受けた。


 斬撃が厚い皮膚を裂き、血を散らしたが、致命傷には遠い。オーガは傷を無視したまま地面を蹴り、レオンとの距離を一気に詰めた。傷の数から想像していたより、地面を蹴って詰めてくる速度はずっと速かった。


 レオンは全身へ流していた魔力を右脚と腰へ寄せ、正面から外れるよう横へ踏み出す。最初の踏み込みは外したが、オーガはそこで止まらず、長い柄を持つ両腕を伸ばして大槌を横へ薙いだ。


 身を沈めたことで槌頭の中心からは外れたものの、柄の中ほどまで含めた間合いからは抜け切れておらず、届く範囲はレオンが見積もったより広かった。


 剣を立てて受ければ腕ごと持っていかれると分かり、さらに身体を沈めて抜けようとしたところで、槌頭の角が左肩の外側へ触れた。


 胸当てと肩当てが鳴り、身体が横へ持ち上がった。レオンは石畳へ肩から落ちるのを避けようと身体をひねったが、右手と腰をついたあとも勢いを殺しきれず、そのまま二度転がった。


 背中から石畳へ衝撃が抜けたことで、レオンの肺から息が一瞬だけ全部押し出された。左肩から上腕にかけて熱い感覚が広がり、遅れて強い痛みが追ってくる。左腕を見れば、防具の継ぎ目で裂けた革の下から血が流れ、肘の方へ筋を作っていた。


 痛みを確かめるより早く、オーガが追ってくる重い足音が石畳を揺らして近づいた。


 起き上がるより先に、大盾が二枚、レオンとの間へ滑り込んだ。


 盾の向こうへ大槌が当たり、二人分の身体が同時に押される。その間にレオンは右膝を立て、盾列の内側まで身を引いた。


 左手を握って開き、肘から肩まで一度だけ動かす。深いところへ鈍い痛みは走ったが、腕は動き、骨まで折れた感触はなかった。


 レオンは腰袋から《空間収納宝珠》を取り出し、緑の糸を結んだ小瓶を呼び出した。革の裂け目から傷へ薬を直接浴びせると、流れていた血が止まり、開いた皮膚が熱を帯びながら寄っていく。残った薬を一口だけ飲み込み、小瓶を宝珠へ戻した頃には、打ちつけた肩の痛みまでかなり薄れていた。


 広場へ顔を向けると、レオンが抜けていた間も騎士たちの隊列は崩れておらず、オーガの左腿には新しい槍傷が増えている。


 剣を握り直したレオンは、そのまま戦列の左側へ走り戻った。


     ◇


 戻ってきたレオンを見つけると、隊長格の騎士が盾列の後ろから一度だけ顎を引いた。


「まだ戦えるなら左側を続けてくれ、あいつはあんたを追う時だけ正面へ戻す槌が遅れる!」


「俺から見ても同じ動きだったから、顔を狙って柄を上げさせる。大槌が上へ動いた瞬間に左脚へ入れてくれ!」


 隊長格の騎士と位置を合わせたあと、レオンは再び盾列から離れて広場の左側へ大きく回り込んだ。


 今度は脚の傷へ直接斬撃を重ねず、大槌を持ち上げさせるため最初からオーガの顔だけを狙った。 剣へ魔力を流して横薙ぎの斬撃を一発飛ばし、返す動きから斜めにもう一発を続けて重ねた。二本の斬撃が違う高さから顔へ向かうと、オーガは大槌の柄を両手で持ち上げ、額から胸までを覆った。


 最初の斬撃が柄を削り、二本目が槌頭の鉄へ火花を散らす。


 額から胸まで大槌で隠れたのとほぼ同時に、盾の隙間から三本の槍が左脚へ突き込まれた。


 オーガが怒鳴るように咆哮し、槌を下げて正面を払う。盾列がまともに受けず半歩ずつ下がり、振り切ったところへ後列の魔術師が雷を撃ち込んだ。


 同じ動きへ相手が反応し始めたのを見て、レオンは次の斬撃をすぐには飛ばさず剣だけを光らせた。


 オーガはもう、剣へ淡い光が集まっただけで大槌を顔の前へ寄せている。


 その反応を確かめるため、レオンは剣へ魔力を流したまま一歩だけ踏み込んだ。レオンはそこで剣を振らず正面の槍が動くのを待った。


 正面から槍が伸び、左腿へ二本続けて突き刺さったところで、レオンは今度こそ剣を振った。大槌を下げようとしていた右腕へ斬撃が走り、肘の外側から血が噴く。


 右肘の外側を深く切られたことで、オーガが大槌を支える腕が目に見えて下がった。


「今の距離を崩さずそのまま押して、盾は前へ出すぎず、槍で傷口を突け!」


 騎士の指示に合わせ、前列が一歩ずつ詰めていく。


 広場へ来た時には半円の中央にいたオーガが、攻撃を重ねるうちに魔人像の台座近くまで押し戻されていた。石畳には大槌で砕かれた跡と血の筋が重なり、左脚を踏み出すたび赤い足跡が残る。


 これだけ傷が増えても、オーガは広場の外へ逃げる方向へ背を向けようとはしなかった。背後の石像へ一度ぶつかったあと、肩を台座から離し、正面の盾列を端から端まで見回す。


 レオンは剣を構えたまま、次にどこへ向くかを待った。次の攻撃を待っていたところで、オーガは突然大槌を腰より低い位置まで下げて構えを変えた。


 レオンへ向くのではなく、盾列の右寄りへ身体ごと突っ込む。


 そこでは、直前の一撃で大盾を受けた一人が後列と入れ替わろうとしていた。新しい盾兵は前へ出ていたが、二枚が完全に重なるより一瞬だけ早い。


「盾列の右側をすぐ閉じろ、そこを抜かせたら後ろの通りまで一直線になるぞ!」


 隊長格の声と同時に、交代へ入っていた大盾兵が足を止めた。交代中の盾兵があと一歩下がれば、後ろから出た新しい盾兵と安全に位置を入れ替えられる。ただし今そこで後ろへ下がれば、二枚の大盾が重なるまでの一歩ぶんだけ正面に隙間が生まれる。


 大盾兵は下がらず、へこんだ盾を両手で持ち直して身体ごと前へ出た。


 盾兵が退かなかったのを見ても、オーガは速度を緩めずそのまま正面へ踏み込んできた。低く構えていた大槌が下から持ち上がり、盾兵の胸元へ向かって振り抜かれた。


 まともに大槌を受けた大盾は、厚い板と金属縁ごと中央から大きく内側へ折れ曲がった。


 盾兵の身体が宙へ浮き、後ろにいた仲間二人を巻き込んで石畳へ転がる。それでも、大槌を振り切ったオーガの両腕は右へ大きく流れ、傷だらけの胸と左脚が正面へ開いていた。


「大槌を立て直される前に、入れる者は全員ここで攻撃を重ねろ!」


 複数の声が重なり、攻撃を促したのが誰だったのかレオンには聞き分けられなかった。


 その声を合図にしたように、正面の盾の隙間から残っていた槍が一斉に伸びた。一本が左腿の深い傷へ入り、二本目が腹へ沈み、三本目は胸の下へ斜めに突き上がった。後列の魔術師二人も同時に杖を向け、短い雷と細い火線を右肩から首へ走らせる。


 レオンも同じ瞬間に剣へ魔力を流し、開いた右側を狙って大きく振り抜いた。最初の斬撃は、槌を戻そうとした右手首へ当たった。続けて飛ばした二発目は、顔を守ろうとして持ち上がった左腕の内側を深く裂いた。


 オーガが大槌を握り直そうとした時には、レオンはもう走っていた。全身へ流していた魔力を脚と腰へ集中して使い、槍を突き込んだ騎士たちの横を抜ける。巨体が左脚へ体重を掛け直そうとした瞬間、その膝が傷に耐えきれず石畳へ落ちた。


 左膝が石畳へ落ちたことで、今まで見上げていたオーガの右脇にレオンの剣が届く高さまで下がった。


 レオンは踏み込んだ勢いを殺さず、開いた右脇の下へ《飛刃剣》の刃を突き刺した。厚い皮膚を抜ける重い手応えが返り、その奥まで刃先が深く入り込んだ。


 脇へ深く剣を受けても、オーガはその場へ崩れず膝をついた姿勢のまま上半身を起こした。


 膝をついたまま左腕を振り回し、近くの槍を二本まとめて弾く。レオンも一度離れたが、その間に前列の盾兵たちが再び距離を詰めていた。


 右から大盾が肩へ当たり、左から別の盾が腕を押さえる。動きを止められた巨体へ、残った槍がさらに刺さる。盾に押さえられた巨体の首筋へ、後列から放たれた短い雷がもう一度まともに弾けた。


 オーガは目の前の盾を押し退けようと上半身を起こしたが、左脚はもう立たず、大槌を持ち上げる右腕にも力が戻らない。


 レオンが再び脇へ剣を入れたのと、正面の槍が胸へ深く沈んだのはほとんど同時だった。胸と脇へさらに攻撃を受けたあと、ようやくオーガの巨体から踏ん張る力が抜けて前へ傾いた。


 騎士たちが巻き込まれないよう左右へ離れ、その間へオーガの身体が倒れ込む。石畳が重く震え、大槌も少し遅れて手から落ちた。


 前列の誰もすぐには武器を下ろさなかった。槍先を向けたまま呼吸と手足の動きを見張り、隊長格の騎士が近づいて首筋へ剣を当てる。しばらく待っても巨体が動かないことを確かめてから、ようやく周囲へ声を飛ばした。


「オーガは止まったが、前列は警戒を続けろ。動ける者から負傷者を運び、残った戦力をすぐ別の地区へ回す!」


 勝利を喜ぶ声が上がるより早く、広場の半円が解かれていった。数人の騎士が広場の入口へ走り、残った者は倒れている仲間のもとへ向かう。魔術師も杖を下げ、一人は大槌を受けて吹き飛ばされた盾兵のそばへ膝をついた。


 レオンは剣についた血を拭いながら、その盾兵の方へ歩いた。中央のへこんだ大盾は石畳へ置かれ、盾兵は右腕を胸元へ固定された状態で担架へ移されている。顔色は悪かったが意識はあり、仲間が担架を持ち上げようとしたところでレオンに気づいた。


 盾兵は固定された右腕ではなく、自由な左手を持ち上げた。開いた掌を見た瞬間、レオンは足を止めた。ロアンが洞窟へ持ち込んだ、王都の騎士たちの習慣だった。


 レオンは剣を左手へ持ち替え、差し出された掌へ右手を打ち合わせた。乾いた音が一つ鳴り、盾兵は痛みで顔をしかめながら口元だけを緩めた。担架を持つ二人もそのまま歩き出し、今度はレオンも呼び止めなかった。


 隊長格の騎士は、その間にも広場の中央で部隊を分けていた。


「歩ける者を十二人出して、半数は東の市場区へ向かえ。残りは中央通りを南へ下り、途中で戦っている部隊へ合流してくれ!」


 命令を受けた騎士たちが武器と盾を拾い直し、まとまって広場を出ていく。ついさっきまでオーガ一体を押さえるために必要だった人数が、別の戦場へ動き始めていた。


 レオンも剣を鞘へ戻し、左肩を一度動かした。傷口から血はもう流れておらず、打ちつけられた奥にはまだ鈍い痛みが残っている。それでも腕は動き、剣を振ったあとに悪化した様子もなかった。


 部隊を送り出した隊長格の騎士が、今度はレオンの前まで来た。


「あんたが左側を引き受けてくれたおかげで、ここへ残す人数を減らせる。まだ別の持ち場へ向かうなら、中央通りは騎士団が押さえている!」


「王と王城で落ち合うことになっているから、広場が片づいたなら俺はそちらへ向かう!」


「それなら中央通りを北へ上がってくれ。交差路ごとに兵は置いているが、市内の魔物を全部片づけたわけじゃない!」


 レオンは通りの先を見た。東の方角からはまだ金属音が続き、屋根の向こうには黒い煙も残っている。広場から出ていった騎士たちは、もうその音がする方向へ走っていた。


 バルトは治療所の裏へ預けてある。


 迎えに戻れば王城までの移動は速くなるが、市内には避難する者と負傷者が行き交い、魔物もまだ残っている。ここまで走らせたバルトを、もう一度その中へ連れ戻す気にはなれなかった。


「治療所の裏に預けた馬は、そのまま休ませておいてくれ。王城までは歩いて向かう!」


「こちらで預かっておくから、馬のことは気にせず王城へ向かってくれ!」


 レオンはそれだけ確かめると、中央通りを北へ向かった。

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