夕食
お風呂から上がってのんびりしていたらもうすぐ夕食である。
「迷える山羊亭」で食べることも出来るし屋台やレストランもある。
州都はほぼ自炊はしないようである。
住民は屋台かレストランで食べるので外食が発達している。
本当ならばお金にも余裕があるので外食でもよかったのだが
村長たちがなかなか戻ってこないので山羊亭で食べることにした。
食事はかなりボリュームもあり美味しかった。
パンはちょっと歯ごたえがあるが微かに甘味もあり美味しい。
ソーセージもかなり太いがパリッとしていてジューシーである。
スープも野菜がたっぷりである。
もの足りない点としてはおかずの品数がちょっと少ないかな。
そんな事よりも一番の目玉は孫娘のメリーちゃんだろう。
軽いパーマがかった髪に陶磁器のような白い肌。
ちっちゃいシッポがピョコピョコしてカワイイ。
ハッ!
いやいや。ごめんね。ビコーナの方がカワイイよ。モフモフ。
浮気してゴメンね。モフモフ。
雨上がりの野良犬の臭いも消えモフモフ三昧である。
わたしが食事とビコーナを堪能していたら
村長たちも食事にやってきた。
かなりホクホクで破顔している。
元元の想定額の三倍くらいになっているようだ。
わたしと太郎に支払う輸送料も色を付けてくれるようだ。
かなりホクホクなのは解るがそれにしては異常である。
わたしもビコーナも怪しんでいる。
わたしたちが問い詰めて白状させると
赤兎馬を衝動買いしたようだ。しかも番で。
赤兎馬は兎馬に比べて足も速いし力も強い。
しかし赤いからといって三倍は早くない。ママンに叱られても知らんよ?
というか買うにしても最終日で良くね?
こんな初日に買ってエサ代とか宿泊施設代とか無駄だろうに。




