再逮捕 その2
詰め所で銀貨20枚を支払い【アイテムボックス】の中に
樽の水を入れて量るのを三回繰り返す。
新しい魔道具のミサンガを付けてもらう。
壊れたミサンガを譲って欲しいと頼んだが断られた。
壊れたミサンガはまた修理して使うらしい。
新品で買うと金貨5枚くらいはするらしい。
これくらいの修理なら銀貨数枚で直せるらしい。
警吏が、ハッとした表情をした。
ボッタクリがバレてバツが悪そうである。
いろいろと経費が掛かるんだと言い訳している。
別に何も言ってないのに。
ユミル隊オススメの魔道具店を聞き出すことが出来た。
ユミル隊御用達の店なら灰汁どい商売もしないだろう。
ボッタクる店ならユミルに【看破】されちゃうだろうし。
州都の話やお店の情報を尋ねつつ待っていると
エマがわたしたちの仮のギルドカードを持ってきてくれた。
正式なギルドカードは三日後取りに行くことにし
わたしたちは宿屋に向かった。
目的地の「迷える山羊亭」は些人から大人まで
幅広く泊まれる宿であり馬小屋、テイム済みの魔獣も預かってくれる。
しかもお風呂付きの完璧なお宿である。
「迷える山羊亭」のご主人は羌人族の好好爺で
主にご夫婦で経営されている。
子どもたちは旅の疲れを癒すためお風呂に入る。
村長たちはフィヌムにコバルトを売却に行き今後の輸出の計画を詰めるそうだ。
フィヌムの武器屋にウィンドショッピングにも行きたかったが
輸出の話し合いは一日で終わるものでもないだろう。
フィヌムの武器屋に行く機会はきっとあるだろう。
そんなことよりもお風呂である。




