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臥亮転生  作者:
州都、彌埜主王国編
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冒険者ギルド その5

 わたしはゴンズと対峙する。


 武器を選ぶためにウロウロする。大工道具が置いてある。

 片手金鎚を持ってテニスのラケットを振るようにブンブン振ってみる。

 あんまりしっくりこない。首を傾げる。

 次は刃引きしてあるナイフを8の字に振り回す。

 良い感じだとウンウンと頷く。


 「わたしの邪眼(ジャガン)の真の力を開放する時が来たか…」


 いつも左にしている眼帯を右目に変える。


 わたしの準備が終わったとエマに頷く。


 ゴンズが「いつでもかかって来て良いぞ」と言うので

 「わたしもいつでも良いですよ」と返す。


 「あ、エマさん。『始め!』って大きい声で言ってもらえますか?」


 「え?私ですか?」


 と言った瞬間、わたしは【アイテムボックス】を使用する。

 ミサンガが強烈な光で辺りを包み込む。

 近くにいた全員が目を眩ますとゴンズとの距離を詰める。

 距離を詰めながらミサンガをナイフで、ちぎるように切り落とす。


 【アイテムボックス】に眼帯と片手金鎚を収納し

 すぐに【アイテムボックス】から片手金槌を右手に取り出す。


 わたしか近づくと目が見えないのに剣を振ってきた。

 こんな不意打ちのような状況で対応できるとは流石である。

 下から振り上がってくる剣の(つか)の滑り止めを

 【アイテムボックス】に収納するとゴンズの剣はすっ飛んでいった。


 さらに【アイテムボックス】にゴンズの鎧の留め具や繋ぎの金具を

 収納すると急所が露わになった。


 ゴンズの左の脇腹を金鎚でフルスイングする。


 わたしの細腕ではゴンズの肋骨を折るのが精いっぱいである。


 ゴンズが左の脇腹を抑えつつ膝をついたので

 右の鎖骨を折ろうと全力で振り下ろす。


 なんとか鎖骨を折ることが出来たがゴンズが軽く前かがみになり

 両腕でガードし急所やわたしの細腕で折れそうなところを隠された。


 わたしは【アイテムボックス】にバーベルの重りを収納し

 約4メートル上空から重りを後頭部へ向けて自由落下させる。


 ゴンズは俯せに倒れてピクピクしている。

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