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臥亮転生  作者:
州都、彌埜主王国編
82/189

冒険者ギルド

 懲役20分のお(つと)めが終わり若頭(スクーナ)姐さん(ビコーナ)が出迎えてくれる。

 組長(村長)や組員も待っててくれた。

 クリケットとフィヌムもいたよ。


 ジャガから身分証のような紙を貰った。

 ユミル隊が発行してくれる身分証はとても信用度が高いらしい。

 このお墨付きを冒険者ギルドに持っていきテイマーとして

 冒険者登録することを勧められた。


 テイマーとは魔獣や野獣と心を通わし操る冒険者のジョブである。


 ストーンゴーレムをテイムした人間は初めて見たらしいが

 住民の安心のためテイムしていることを登録して欲しいらしい。

 虞犯(ぐはん)少年である太郎は身元引受人が必要なようだ。


 中二病のスクーナは目をキラキラさせている。


 高ランクの冒険者は未踏の魔境や遺跡、ダンジョンへ赴き

 レアな財宝や素材をハントしたり魔獣やドラゴンを狩ったり

 ある種の英雄でありカリスマである。


 まぁ低ランク冒険者は街のチンピラや雑用や何でも屋なんだけど。


 冒険者はランクによっては特権や役得もあるし

 一般人では足を踏み入れられない場所へ入れたり

 買えない武器や魔道具を購入出来たり所有を許されたりメリットもある。


 仕事(クエスト)を強制されたり指名されたり行動の報告の義務があったり

 せっかくの自由が脅かされかねないしデメリットも多いけど。


 ただ太郎の親として冒険者登録をせねばなるまい。

 クリケットとフィヌムとはここでお別れである。


 城壁門のすぐ近くに冒険者ギルドはあった。


 かなり大きい石造りの建物である。小学校くらい大きい。


 4階建てには見えるが4階は小さく見える。

 例えるならば3.5階建てだろうか。


 少し小振りのドアとかなり大きめのドアがある。


 小人(しょうにん)用のドアと大人(たいじん)用のドアである。


 小人(しょうにん)とは狐掘人(コボルト)族や兎人(トット)族の小人(しょうにん)

 栗栗童人(リリパット)族や雛風来人(スプライト)族の些人(さじん)たちのことである。


 大人(たいじん)猿人(エンジン)族や虎人(トラウド)族の中人(ちゅうにん)

 彌埜主(ミノス)族やオルクス族の大人(たいじん)の総称である。

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