冒険者ギルド
懲役20分のお勤めが終わり若頭と姐さんが出迎えてくれる。
組長や組員も待っててくれた。
クリケットとフィヌムもいたよ。
ジャガから身分証のような紙を貰った。
ユミル隊が発行してくれる身分証はとても信用度が高いらしい。
このお墨付きを冒険者ギルドに持っていきテイマーとして
冒険者登録することを勧められた。
テイマーとは魔獣や野獣と心を通わし操る冒険者のジョブである。
ストーンゴーレムをテイムした人間は初めて見たらしいが
住民の安心のためテイムしていることを登録して欲しいらしい。
虞犯少年である太郎は身元引受人が必要なようだ。
中二病のスクーナは目をキラキラさせている。
高ランクの冒険者は未踏の魔境や遺跡、ダンジョンへ赴き
レアな財宝や素材をハントしたり魔獣やドラゴンを狩ったり
ある種の英雄でありカリスマである。
まぁ低ランク冒険者は街のチンピラや雑用や何でも屋なんだけど。
冒険者はランクによっては特権や役得もあるし
一般人では足を踏み入れられない場所へ入れたり
買えない武器や魔道具を購入出来たり所有を許されたりメリットもある。
仕事を強制されたり指名されたり行動の報告の義務があったり
せっかくの自由が脅かされかねないしデメリットも多いけど。
ただ太郎の親として冒険者登録をせねばなるまい。
クリケットとフィヌムとはここでお別れである。
城壁門のすぐ近くに冒険者ギルドはあった。
かなり大きい石造りの建物である。小学校くらい大きい。
4階建てには見えるが4階は小さく見える。
例えるならば3.5階建てだろうか。
少し小振りのドアとかなり大きめのドアがある。
小人用のドアと大人用のドアである。
小人とは狐掘人族や兎人族の小人と
栗栗童人族や雛風来人族の些人たちのことである。
大人は猿人族や虎人族の中人と
彌埜主族やオルクス族の大人の総称である。




