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臥亮転生  作者:
州都、彌埜主王国編
75/189

州都

 日の出とともに集落を出発した。

 基本的にもう州都の支配地域ではある。


 朝日に照らされた菽麦(マメムギ)畑が広がっている。

 菽麦(マメムギ)畑は半径100メートルくらいの円形の畑が並んでいる。

 河から取水した水と肥料が合わさって中心から魔力によって撒かれているらしい。


 円と円の間の隙間には、あまり水が必要ではない作物が植えられてるようだ。


 さらに進むとバロメッツの木が生えていた。

 バロメッツの樹林、バロメッツ畑が広がっている。

 バロメッツの花からは綿が採れ、実はとても栄養価が高く

 畑の肉と呼ばれている。

 州都のバロメッツの串焼きは名産品である。

 また樹液はバロメッツの乳と呼ばれ乳菓子によく使われている。

 鞍鹿(クラシシ)(ちち)に比べて臭みが少ないので高級お菓子には持ってこいだ。


 州都であるガルカソンは製糸、紡績、織機で栄えた街である。

 州都に流れるガルカソン河の水力に拠って工場が動いている。

 衣装や布製品を買うならガルカソンが一番安い。


 糞尿の臭いが漂ってきた。河の(ほとり)歩鯨(ホグジラ)舎が並んでいる。

 歩鯨(ホグジラ)山鯨(ヤマクジラ)を小型化、家畜化された家畜である。

 歩鯨(ホグジラ)は貴族やお金持ちしか食べることは出来ない。

 わたしはお金が少し余裕があるのでせっかくなら食べてみたいなぁ。


 歩鯨(ホグジラ)舎の先に城壁が見えてきた。



 州都ガルカソンは立派な城壁に囲まれた城塞都市であった。

 

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