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臥亮転生  作者:
コボルト村編
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誘拐 その5

 しばらくするとボスと雑魚が帰ってきた。


 ボスは2メートルは超えてるだろうか。

 あの首周りでは首輪を嵌めるのは難しそうだ。


 まず雑魚に首輪を嵌める。

 驚いたボスは警戒して一瞬、動きを止めた。


 わたしはボスを【アイテムボックス】の入り口で拘束する。


 ボスは暴れているがガッチリホールド出来た。

 完勝である。


 ボスにいろいろと質問するが流石ボスである。口が固い。


 わたしがタマタマをリフティングして遊んでいると

 だいたい言えることと言えないことは判ってきた。


 あと欲しかった「打ち出の小槌」も貰った。持ってると思っていたよ。

 しかも金色である。村長の小槌より高級品である。


 認証登録をわたしに変更した。

 かなりの預金がある。ウハウハである。


 スクーナは股間を抑えてきゅぅっとしている。


 これ以上は、どれだけリフティングしても口を割りそうもないので

 わたしは雑魚に大きい人用の「隷属の首輪」を持ってこさせた。

 すべて「隷属」でしゃべらせてもわたしの腹の虫は治まらないからね。


 雑魚が持ってきた大きい人用の首輪を嵌めていると後ろで気配を感じた。


 わたしが振り返ると絶世の美女が立っていた。


 ひとつひとつの所作が美しく優雅であり気品が溢れている。

 ウサギの耳がピンと立っているが

 耳を除けば身長はわたしとほぼ同じくらいである。


 手足はスラっとしていて出る所は出、引っ込む所は引っ込む。

 寸胴なわたしと比べると色気が段違いである。


 わたしはこんなに美しい人を見たことがない。

 美少女のビコーナですらこの域に達するのは10年は掛かるだろう。


 その美女はとても優しい顔で微笑んでいる。


 わたしがその美女に目を奪われているとボスが苦しみだした。


 死んでる。


 確か「隷属の首輪」を無理に外そうとすると死んでしまうと聞いた。

 ボスは「隷属の首輪」で聞かれるよりも死を選んだんだろうか。


 そう思案していると


 「私はタマウと申します。この度は助けていただきありがとうございます」

 「私のことはタマちゃんとお呼びください」

 まるで美しい調べかと思うような優しい声である。


 うーん。いろいろとここまでの経緯を語っているが

 誘拐犯たちの話と食い違う。【鑑定】で見た本名とも違うし。


 ただ黙っていよう。事情はあるだろう。言いたくないこともあろう。

 わたしも本名じゃないしお互い様である。



 スクーナ、美人さんに見惚(みと)れながら股間抑えていると変態に見えるよ。


 

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