誘拐 その4
金目のモノを探すために物色していると部屋に誰かいるようだ。
兎人族。3人が首輪を嵌められて檻に入れられている。
あともう一人の兎人族は誘拐犯の見張り二人の足元に
倒れて塞ぎこんでいる。
わたしは兎人族に嵌められた首輪を
【アイテムボックス】に収納し誘拐犯の首に嵌るように取り出す。
あとは動かないように「隷属」する。
わたしは檻の錠前を収納し兎人族の手錠足枷も収納する。
わたしは倒れている兎人族の怪我の具合を確認する。医者じゃないけど。
背中の皮が剥がされ、体じゅう傷だらけである。
顔の傷は膿んで爛れている。背中の傷には蛆が見えた。
わたしはチンピラをゆっくりと振り返り股間を全力で蹴り上げる。
チンピラは股間を抑えながら倒れ蹲っている。
わたしはもう一人のチンピラにこの隠れ家で一番高価なポーションを要求する。
チンピラにダイヤル式の金庫の前に案内された。
組み合わせ数字と鍵はボスしか知らないらしい。
わたしは金庫のダイヤルを【アイテムボックス】に収納し金庫を開ける。
わたしは金庫から変若水を取り出すと
傷だらけの兎人のところへ駆け寄り抱き上げる。
わたしが変若水を飲ませようとしたら首を背ける。
無理矢理、口に捻じ込み飲ませると吐き出した。
わたしはムカついてきた。
変若水を液体のまま【アイテムボックス】に収納し
直接、胃の中に出現させる。
すると兎人族の体が淡く青い光に包まれた。
ゆっくりとだが傷が塞がっていっているように見える。
これで大丈夫だろう。
わたしはゆっくりと立ち上がり
金庫の前まで案内させたチンピラの股間を全力で蹴り上げる。
チンピラは股間を抑えながら倒れ蹲っている。




