誘拐 その3
わたしの最優秀助演賞並みの演技でスクーナがドン引きしている。
わたしのチートスキルは初見殺し、一見さんお断りスキルである。
タネさえ分かれば対処が容易なスキルである。
だから本当は口封じしたほうが良いのだけど
慈愛あふれるわたしは殺すのは忍びない。
わたしのスキルは死んでもしゃべらないと言うが
チョット脅されただけで依頼者の情報を
ペラペラしゃべる誘拐犯たちを信用できないがしょうがない。
依頼者は武器屋のオヤジらしい。
コバルトが欲しくて誘拐を頼んだそうだ。
まぁどうせ証拠を突き付けてもしらばっくれて終わるだろう。
そんな事よりもこの首輪のことである。
やはりというか「隷属の首輪」らしい。
「隷属の首輪」は帝都では普通に使われているが
この国、連邦では御法度である。違法だ。
最悪、死刑もありうるほどの極悪アイテムである。
面白そうなので誘拐犯に嵌めていろいろと実験してみた。
本当にウソがつけなくなるようだ。
誘拐犯が子供のころ、幼馴染にやった変態行為を聞かされた。
ドン引きである。ただウソをつけないのは間違いない。
スクーナの首輪を外す前にいろいろと遊べばよかった。
あとは裏家業の話とかいろいろと聞いたが
所詮下っ端なのでたいしたことは聞けなかった。
わたしたちのことは話さないこと盗賊の仲間と二度と会わないこと
連邦の外の国に行くことを「隷属」させ1か月後に首輪が外れるように
設定し放流した。あと金目のモノは全回収である。




