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臥亮転生  作者:
コボルト村編
62/189

誘拐

 どうやら誘拐されたようである。


 布の袋を被せられて手枷を()められたようである。


 音だけしか聞こえないがスクーナはボコボコである。


 今は大人しく捕まっておけばいいのに。

 逃げるときに大怪我してたり骨折していたら

 逃げるのに支障がでる。


 殺害が目的ならもう死んでいる。なので誘拐だろうと推測する。

 誘拐ならば脱出することは可能だろう。チートスキル持ちだし。


 わたしたちは抱きかかえられて村外れの宿より更に外れた所へ

 運ばれる。まぁ全て音だけの推測だけど。


 そしてガチャガチャと首輪のようなモノを付けられた後

 金属製らしき檻の中に放り込まれる。


 到着したのかな?スクーナらしき子どもも隣りに居る。

 ピクピクと動いているようなので安心した。死んではいないようだ。


 部屋の中には誘拐犯が二人か。


 勝った。


 わたしは頭に被せられた布を【アイテムボックス】に収納する。


 驚いている誘拐犯たちを尻目に首輪、手枷を収納する。


 スクーナを確認すると顔じゅう、体じゅう痣だらけである。

 骨折はしていないように見える。医者じゃないけど。


 わたしとスクーナの頭に被せてあった布を【アイテムボックス】に

 収納し誘拐犯の頭を覆うように布の袋を取り出す。


 頭を覆っている袋を脱ごうと両手を頭近くに持っていったところを

 見据えて手枷を取り出して拘束する。


 檻の錠前を【アイテムボックス】に収納し檻の外に出る。


 子ども用の手枷だったのでギッチギチで苦しそうだが

 シラン。



 わたしの(いか)りは有頂天(うちょうてん)である。

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