隣り村へ その3
翌日、日が暮れようとする前には隣り村に着くことが出来た。
スクーナの村に比べればかなり大きい。
いや、広さはそんなに違いはないだろうが人口密度は高そうだ。
石造りやレンガ造りの家家が並んでいる。あまり裕福そうではないけど。
宿には泊まらないらしい。鉱石販売組と野営準備組と分かれる。
わたしと村長とスクーナとあと数人は販売買い付け組で
ビコーナと残りは野営準備組である。
ビコーナは渋っていたが最後は納得した。
クリケットは村で州都に行く人を探すそうだ。
クリケットとはここでお別れである。
ビコーナは非常食がいなくなって寂しそうだ。
わたしは帝国に近いこともあり狐掘人族に変装をする。
犬耳カチューシャを付けて大きなシッポをつけ鼻を黒く塗る。
良く見ればバレバレだが、まぁ大丈夫だろう。
武器屋にやってきたが鍛冶屋というか道具屋というか雑貨屋というか
萎びた店から底意地の悪そうな店主が出てきた。
悪代官顔の店主と村長が外でコバルトの商談をしている。
わたしとスクーナは武器屋で武器や防具を見ている。
小悪党顔の丁稚が万引きしないか監視している。
店の奥のほうに緋緋色金と青生生魂の武器が見える。
見せて欲しいと頼んだが断られた。
いいもん。勝手に詳細【鑑定】をする。
緋緋色金も青生生魂も両方ともアルミニュウム合金だった。
そのうち自分でも創ってみよう。




