隣り村へ その2
朝、眠い目を擦りながら出発する。
大人8人、子ども2人、わたしの11人パーティーだ。
馬車?というか大八車は2台。
1台は兎馬が2頭、もう一台は太郎が牽いている。
わたしは太郎が牽く大八車に乗っている。
揺れが激しかったので昨日のうちに
サスペンション、座席、日よけを付けてた。
まだ快適には程遠いが可能な限りマシになった。
太郎ストーンゴーレム・ユーティリティ・ビークル
略して太郎SUVである。
わたしとスクーナとビコーナは太郎SUVにに乗って
大人たちは歩いている。
恨めしそうに村長が見ている。
悪いな村長、太郎SUVは3人乗りなんだ。
あ、クリケットも乗ってた。
隣り村まで行ってそれから州都に帰るそうだ。
そう思っていたら勝手にコバルトの上に乗ってたりしている。
いやいや、ちゃんと護衛の仕事しなさい。
あんたら大人も乗るくらいならもっと荷を積めたんじゃない?
盗賊も野獣も襲ってくることも無く日が暮れてきたので
野営の準備をすることになった。
食事が異様に豪華だったので理由を聞いてみたら
明日には着きそうだ。ということだった。
いつもは一台の馬車で一頭の兎馬で牽き
坂を登る時は2頭で一台を牽いて登り荷を坂の上に持っていき
2台目をまた2頭の兎馬でまた坂の上まで牽いていく。
しかし今回は太郎のおかげで2頭でずっと牽ける。
かなり時間短縮になっているようだ。
こりゃ報酬をもっと弾んでもらわねば。




