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臥亮転生  作者:
コボルト村編
55/189

取り調べ

 秘密警察による尋問が始まった。


 なぜお酒にスリ替えられたのか詰問される。

 わたしはスリ替えてはいないスクーナが犯人に違いない。

 冤罪である。無実を訴えても難詰される。


 自白を強要されるが答えようがない。

 王子の犯罪を擦り付けられただけである。


 この国には上告も再審もない。

 一度有罪とされたら一生犯罪者である。


 どうやってクリケットに罪を擦り付けよう。


 わたしの灰色の脳細胞が唸りをあげる。


 「カビが水アメをお酒に変えたのです」


 わたしは姑息なウソをつく。

 適当なことを言って煙に巻こう。

 

 本当かどうか睨まれる。目が血走ってる。


 シランガナ。逃げるためのデッチ上げ、捏造である。


 偶然、、偶偶(たまたま)、神の采配であることを付け加える。



 お酒の研究をしてみることになったらしい。

 おおよその造り方から果実酒(ワイン)の半分、3分の1くらいの

 価格に抑えれそうであるらしい。


 わたしは前世で酒蔵に行った微かな記憶を

 でっち上げて適当な造り方を教える。


 わたしは保存してあった焼酎麹カビを渡して退散。


 あとは全部お任せである。


 しかし鉱山や精錬所の仕事が立て込んでスケジュールは大丈夫なのか。


 過労死しても知らんよ?

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