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太郎
朝、目が覚めると心が軽くなったようだ。
太郎は狐掘人族にとっては憎むべき相手だろう。
長年の宿敵である。
親や兄弟、ご先祖様が殺されたこともあっただろう。
わたしが太郎と共依存になったからか意味不明な夢を見たからか
ポンコツの太郎を狐掘人に受け入れてもらいたい。
もちろんわたしの脳がストーンゴーレムやその作成者に
乗っ取られた可能性も否定は出来ないけれど。
太郎が安全で安心なのを分かってもらいたい。
狐掘人族の役に立つことを証明したい。
新大陸に行くことは禁止されてたが対岸からは目視出来る。
対岸で目視できる岩場に別荘を造る。
クリケットだけは新大陸に渡って太郎を調査している。
楽しそうに遊んでいて羨ましい。
わたしは太郎をある程度自由に動かせるように練習である。
寝台に横になって休憩と練習を繰り返す。
傍から見たら食っちゃ寝、食っちゃ寝してるように見えるかもね。
わたしは狐掘人族の子どもたちを餌づけしたりお昼寝したり
狐掘人族の子どもたちをモフモフしたりシエスタを取ったり
狐掘人族と世間話をしながら国家機密を収集したり仮眠したり
おやつの毒味をしたりウトウトしたり
ブラック企業も玄人跣でサイフを忘れて駆け出すくらい忙しかった。




