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わたしは電気太郎の夢を見るか?
わたしはその夜、夢を見た。
真っ暗い森の中、独りぼっちで佇んでいる。
わたしはどこから来てどこへ行くのか。
わたしの生存目的は何だったんだろうか?
親から何か言われてたという幽かな記憶。
何千年、何万年も戦ってきた記憶。
わたしは何故に戦っていたのだろう。
褒めてくれる親も居ないのに。
親との約束も破ってしまった。
どんな約束だったが覚えていないが。
親の顔も声も覚えていない。
あんなにたくさんいた仲間はもういない。
約束も守れないわたしはもう消えてしまいたい。
消えることも許されず見知らぬ森でひとり。
わたしは暗闇の中にいたのに布団の感触とぬくもりが
戻ってきたように感じた。
布団は暖かいのに心がざわざわする。
重い心と体を引き摺ってビコーナを夜這いに行く。
ビコーナはすやすや寝息をたてていたが
わたしに気付いたようだ。
ビコーナの布団に潜り込んだが何か察っしてくれたのか
何も言わずに黙っててくれた。
年下に甘えるのは初めてかもしれない。




