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コボルト村 その2
食事が運ばれてきた。山鯨や我鳥のローストがメインかな。
中までしっかり火が通っている。ほぼ塩味。香辛料はない。とても美味しそう。
パンとか麦はない。お米もない。お芋が高く積まれている。ジャガイモより小振り。
スープが運ばれてきた。透き通っている。具材は申し訳程度に野菜が入っているが
とても良い香りだ。出汁がきいてる匂い。カツオ系だろうか。
スープを【鑑定】してみる。
【鑑定】毒のスープ。
...うーん、辛い。信じていただけにツライ。
まぁ会って半日も経ってないよ?信じるほうがアホだとは理解るがそれにしてもツライ。
国の予算も足りないって言ってたし、こんな小娘に金を払いたくないのかもしれないが
暗殺しなくてもいいじゃないか。
スクーナとビコーナと仲良くしていたじゃないか。
いや、ビコーナを家で飼おうとか思ってたことは噯にも出していない。
出していないよね?たぶん。
モフモフはちょっとしかしてないしクンカクンカは我慢したよ?
はぁ。世知辛い。亜人を信じるなんて。
床をバンと叩いて立ち上がる。
「毒を入れるとはどういう事ですか!」
激しく怒鳴った。




