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臥亮転生  作者:
コボルト村編
20/189

コボルト村 その2

 食事が運ばれてきた。山鯨(ヤマクジラ)我鳥(ガチョウ)のローストがメインかな。

 中までしっかり火が通っている。ほぼ塩味(しおあじ)。香辛料はない。とても美味しそう。

 パンとか麦はない。お米もない。お芋が高く積まれている。ジャガイモより小振り。


 スープが運ばれてきた。透き通っている。具材は申し訳程度に野菜が入っているが

 とても良い香りだ。出汁(だし)がきいてる匂い。カツオ系だろうか。

 スープを【鑑定】してみる。


 【鑑定】毒のスープ。


 ...うーん、辛い。信じていただけにツライ。


 まぁ会って半日も経ってないよ?信じるほうがアホだとは理解(わか)るがそれにしてもツライ。

 国の予算も足りないって言ってたし、こんな小娘(コムスメ)に金を払いたくないのかもしれないが

 暗殺しなくてもいいじゃないか。

 

 スクーナとビコーナと仲良くしていたじゃないか。


 いや、ビコーナを(うち)で飼おうとか思ってたことは(おくび)にも出していない。

 出していないよね?たぶん。


 モフモフはちょっとしかしてないしクンカクンカは我慢したよ?


 はぁ。世知辛(せちがら)い。亜人を信じるなんて。



 床をバンと叩いて立ち上がる。


 「毒を入れるとはどういう事ですか!」


 激しく怒鳴った。

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