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臥亮転生  作者:
コボルト村編
19/189

コボルト王国 その1

 やっと狐掘人(コボルト)王国が見えてきた。

 

 王国?これが?どう見ても村である。どう見ても集落である。


 どんなに多く見積もっても200人もいないだろ。たぶん百数十人くらい。


 家は木造。掘っ建て小屋がポツポツと建っている。土地は余ってそうだ。


 村長の家はさすがに立派だ。田舎の小金持ちの家のようだ。


 ん?村長?うん、国王とは認めない。スクーナ、君は村長の息子だ。


 ビコーナも王女様ではなくて村長の娘なので

 モフモフ我慢しなくても良いよね?


 え?あれで遠慮してたのかって?

 わたしのもふもふをなめないでもらいたい。


 村長の家に通される。机や椅子はない。畳もない。フローリングである。

 座布団に座らされる。ビコーナを抱っこしようとしたら怒られた。解せぬ。


 座布団は柔らかい。これなら布団もあるだろう。お布団で寝たい。

 

 家来らしき人にストックしていた薬草を渡す。大量過ぎて驚かれた。

 お金足りないらしいので足りない分は物物交換で。


 後日出来上がったモノの何割か貰える約束をした。

 

 普通は生食(なまショク)はしないらしい。

 ポーションに調合すれば効果が何十倍にもなるから。

 

 かなり勿体ないことをしてたっぽい。黙っていよう。


 薬草と毒草を見分けられるのか聞いたら狐掘人(コボルト)族は匂いで判るらしい。


 狐掘人(コボルト)族の大人はわたしよりほんの少し小さいくらい。


 スクーナママの服を数着貰った。大きい直しもなく着れると思う。


 そしてついに御馳走の時間だ。ワクワク。

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