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コボルト その5
薬草はストックがあるし、お金に換えたい。生活必需品も欲しい。
さすがに一人の生活もツライ。国王に恩を売って損はないだろう。
パンもパスタもお米も食べたい。砂糖いっぱいのお菓子も食べたい。
帝国にバレなければこのまま「コウメ」として生きていこう。
子どもでも出来る仕事くらいはある。
【鑑定】と【アイテムボックス】があれば商人として大儲け出来るかも。
いや、あまり目立つのも不味い。【鑑定】は隠しておこう。
どうしても我慢出来ないのなら森に戻ればいいか。
薬草のストックがあることを伝え王国に連れて行ってもらうことにする。
なんとここから歩いて1時間くらいらしい。
そんな近くに王国があるとは知らなかっし気付かなかった。
子どもの足とはいえ、かなり広範囲に歩き回っていたつもりだったのに。
なんかファンタジーか隠蔽魔法とか施されてる?
そして3時間後
「なんでまだ着かないのよ!」キレる。
「背負われてる癖に文句言うな!」と逆ギレされる。理不尽。
狐掘人族は足は速いし体力もある。数分も経たずに遅れだす。
背負ってもらってもわたしが歩くよりも速い。
ただすごく揺れるので気持ちが悪い。
「見えてきたぞ」
ふぅ。美味しいもの食べたい。




