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臥亮転生  作者:
ダンジョン編
149/189

チュートリアル その4

 4階に()りるための球体の装置(通称を階段)を探して

 4階に進む。

 さっさと進まないと3階で待っていれば良いことに気付かれる。

 アホの子とはいえ油断はしない。


 4階に進むが見た目はほぼ同じだ。石壁の迷路である。

 石の壁をナイフでコツコツと叩くがかなり堅そうである。

 ナイフで本気で叩きつけたがキズすら入らない。


 ユリイカにナイフを渡して切りつけてもらった。

 ユリイカが持つと爪楊枝みたいなナイフが折れた。

 「あっ」という声と共に顔が青ざめている。

 あわあわしているのが面白い。


 金貨五枚もした父の形見なのに。

 と悲しげな表情をすると泣き出した。

 アホの子には冗談が通じないので困る。

 なんかわたしが(いじ)めているようではないか。


 【アイテムボックス】に折れたコバルトのナイフを放り込み

 【アイテムボックス】の中でコネコネしてコバルトの塊にする。


 【A.V.カッター】で壁からナイフを()り抜き

 わたしの武器にすることにした。

 かなり軽いし固い。みんなも使えば良いのに。


 ユリイカも武器になるようなものを持っていなかったので

 片手剣を()り抜いてあげた。

 ただユリイカには片手剣というよりも短剣ようだったけど。

 

 破壊した壁には黄色いスライムだけが集まってきた。

 こうやって壊れた壁とか修復するのかと感心した。


 たぶんダンジョンの端っこと思う場所から外へ3メートルほど

 掘ってみたけれど壁が無限に続くような気がしたし

 黄色いスライムがわんさか集まってきた。

 ユリイカが処理はしてくれていたけれど限界っぽいので諦めた。


 天井はちょっと届かない。

 太郎を足場にして天井に触れてみたが同じような材質である。

 天井は掘ると危ない可能性があるので諦めた。

 床も掘ってみたけれど床も同じように3メートルほどで諦めた。


 【アイテムボックス】の中でコネコネしてみたが

 壁の破片は粉粉(こなごな)になってしまった。

 塑性変形しないのでたぶん金属ではない物質のようだ。


 壁の残骸には白いスライムが(たか)って来て

 食べているようだった。

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