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臥亮転生  作者:
ダンジョン編
148/189

チュートリアル その3

 振り向くとデカい鈍臭(どんくさ)そうなウンコの臭いがする

 オルカ人の女の子が悲しげな顔で立っていた。


 オルクス族は大人ならば2メートル(はん)くらいはある。

 子供なので2メートルはいかないが

 猿人(エンジン)族の大人(おとな)くらいの身長はある。


 2階の「転位陣」の(トラップ)が解除されていたので

 3階に()りてきたらしい。


 本当に鈍臭(どんくさ)い。あと数分待ってれば

 2階の「転位陣」が元に戻っただろうに。間が悪い。


 4階は外に出れる「転位陣」(トラップ)は無いらしい。

 5階にはあるらしいが4階や5階の順路や

 「転位陣」の場所は見た目の通りうろ覚えなのだそうだ。


 彼女の名前は「ユリイカ」。オルクス族の女の子である。

 髪の毛以外の体毛はなくつるつるである。臭いけど。

 肌は黒い肌と白い肌の部分に分かれている。

 目は()れ目でアホっぽい顔をしている。

 【鑑定】してみると名前が「ユリカ」と「ユイカ」らしいが

 わたしも偽名なので他人(ひと)のことは言えない。

 指摘するのは()めておこう。


 ユリイカは孤児で弟や妹たちと暮らしている。

 一番年長らしく彼女の稼ぎが生命線らしい。


 ちなみに一日の稼ぎを聞いたら銀貨2枚らしい。

 ダンジョンの入場料で採算合わないんじゃないかと尋ねると

 裏口からは無料(タダ)らしい。


 少し情に(ほだ)された部分もあるが

 ユリイカを銀貨3枚で雇うことにした。

 鈍臭(どんくさ)くてほっとけない。

 母性本能をくすぐられる。


 道案内もそうだけど恵体である。

 【鑑定】をしてみるとステータスがかなり良い。

 お(つむ)の方は弱いけど。

 ボディーガードとしても使えそうだ。


 一日銀貨3枚ならお得だと思う。

 ユリイカも嬉しそうなのでウィンウィンである。


 ここで1時間待っておけば安全に帰れるのだけど

 アホだから気付くことはないだろう。

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