チュートリアル その2
見窄らしい格好をした子供に怒られてしまった。
彼らはストリートチルドレン。孤児である。
【鑑定】してみるとほとんど盗賊である。
少し身構える。
彼らは街で出たゴミや廃棄物や排泄物をダンジョン内に
棄てる仕事をしているらしい。
そして仕事が終わったらダンジョン2階にある
「転位陣」の罠を利用して外に出るそうだ。
その罠をわたしが勝手に解除してしまったらしい。
一階には「転位陣」の罠は無いそうだ。
そんなこと説明されてないし怒られても困る。
どうやら罠が元に戻るのに1時間くらい掛かるそうだ。
子供たちに怒られて解除をするなら3階より先。
2階の罠は解除しないように約束させられた。
子供たちは3階に進むらしい。
3階にも外に出ることができる「転位陣」の罠があるそうだ。
いやいや、3階にもあるならそんなに怒らなくても良かろうに。
怒られ損である。
子供たちに連れられて3階への丸い転位装置へ向かい
3階に下りていく。
なんで上に行くのか下に行くのか
前後に行くのか左右に行くのか解らないのに
下りると言うのか聞いてみたが
誰も分からなかった。
みんながそう言うのだからそんなもんだと言われたら
どうしようもない。
3階はスライムとトカゲらしい。
トカゲというかドラゴンだったけど。
まぁスライムはすべての階に生息しているらしい。
3階の魔物さえも槍の天才の前には一撃である。
3階の外に出るための「転位陣」罠のところで
ウンコ臭い子供たちとはお別れした。
3階の「転位陣」には「-3」と書いてあるようだ。
たぶん階数を表してるのかな。
「3階戻る」という意味だと思う。
3階戻って外に出るいう意味だと理解することにした。
3階の魔物は熟練度が一匹で3上がるようだ。
槍の熟練度が200/65536を超えた。
なかなか良い感じではなかろうか。
そして3階の「転位陣」を罠を解除してみると
5/128になった。どうやら3階は3増えるらしい。
すると後ろから「えー」という声が聞こえた。




