チュートリアル
わたは2階に着くといろいろと確認をした。
わたしの職業は盗賊である。
ちなみに太郎の職業は無職である。
プー太郎である。
ちょっと酷いと思う。
ダンジョンの外ならお巡りさんに職務質問を
受けるような組み合わせである。
どうやらわたしは武器の才能があるようだ。
罠解除スキルが0/128しかないのに比べて
短剣スキルは0/65536、槍スキルも0/65536であった。
短剣や槍を持つと極意を習得してしまった。
65536とは天才である。末恐ろしい。
短剣は【強切り】、槍は【強突き】が使えるようだ。
武器を持っただけで頭の中に浮かんできて
【スキル】を使用すると自然に体が最適な動きをする。
頭の中で【スキル】を使うように思うだけで
【スキル】が発動する。スゴイ。
スライムがいたので竜の髭で叩いて倒してみると
スライムはダメージを受けてない。
スライムのコアを叩くとコアが割れ黒い靄ともに消えた。
さすが槍の達人である。一撃だ。
槍スキルが2/65536に変化した。
竜の髭は槍に分類されているようだ。
コバルトの短剣で倒してみると
短剣スキルも2/65536に変化した。
素手でコアを触ってみると硬さはリンゴくらいだろうか。
素手で潰してみたが変化したスキルは無かった。
スライムは数にバラつきがあるけど5色。
青、赤、黒、黄色、白がいる。
あとは兎がいるだけである。
スライムも兎も襲ってこないが全て一撃。
槍の天才の敵では無い。
数十匹倒してみたが何もアイテムが落ちなかった。
もう少し粘っても良かったが次の階に進んだ方が
良いのだろうか。
次の実験は罠の解除をしてみようと思い
先ほどダンジョンから出た「転位陣」の罠を
解除した。
【罠解除】スキルが2/128に変化した。
すると後ろから「何をしてくれるんだ」と怒鳴られた。
振り向く見窄らしい格好をした悪臭の子供に怒られた。




