表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
臥亮転生  作者:
ダンジョン編
145/189

最速記録

 激しい悪臭を余所(よそ)に辺りを見回すと

 見窄(みすぼ)らしい格好をした子供たちが汚物やゴミを

 撒き散らしていた。


 遠くの方でその汚物やゴミにスライム状の魔物(モンスター)

 (たか)っている。


 子供たちの後を()けて進んでいくと

 丸い石造りの球体に手を付ける。

 すると忽然(こつぜん)と姿が消えた。

 わたしも真似(まね)をして触れると転位した。

 どうやら2階に()りたようだ。


 2階に下りるとあれ程あった悪臭が薄れた。


 特に階段で()りた訳ではないけれど

 ダンジョンでは先に進むことを

 ()りる、()りる、潜ると言う場合が多い。


 ()りたのなら今いる所は地下一階なのではないか

 とも思うがなぜか今いる所は2階である。

 そういうもんだと納得するしかない。


 子供たちがズンズン進んでいくので付いていくと

 床が光り魔法陣が現れ淡い光に包まれた。

 魔法陣を【鑑定】すると「-2(マイナス)」という部分は解った。


 他の部分は古代エスペラント語で書かれているため

 解読は出来なかった。

 盗賊のスキルの【(トラップ)探知】を使ってみると

 「転位陣」という(トラップ)らしい。


 わたしも真似(まね)をして乗ってみると次の階に...


 行けると思ったのにダンジョンの入り口に出現した。


 (もぎ)りのお姉さんと目が合った。恥ずかしい。


 どうやら最速記録更新らしい。恥ずかしい。


 ダンジョンに入ってから数分しか経ってないらしい。

 おかしい。暗い部屋の中で数時間は遊んでいたのに。

 そうか、初期設定時間中は時間経過しないのか。


 (もぎ)りのお姉さんにクスクスと笑われてしまった。

 本当ならばもう一回入場料を払わないといけないらしいが

 オマケをしてタダで再入場させてもらえることになった。


 ダンジョンの外に出てステータスを確認してみたが

 MPはいつもの通り10000を超えていた。

 他のステータスも元に戻っていたけれど。


 どうやらダンジョンの内のステータスは

 外に持ち出すことは出来ないようだった。


 再突入すると激しい悪臭がする。一階に出たようだ。


 悪臭に耐えられず駆け足で2階に向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ